阪神・岡田監督 佐藤輝に仰天昇格ノルマ!?「全部ホームラン打ったらなあ」降格後の6失策もチクリ

2024年06月04日 05:15

野球

阪神・岡田監督 佐藤輝に仰天昇格ノルマ!?「全部ホームラン打ったらなあ」降格後の6失策もチクリ
阪神・佐藤輝 Photo By スポニチ
 阪神・岡田彰布監督(66)が3日、2軍調整が続く佐藤輝明内野手(25)に「全打席本塁打」の仰天ノルマ!?を課した。5月15日の2軍降格後はウエスタン・リーグ出場14試合で打率・302(53打数16安打)、2本塁打、13打点。5月31日の同ソフトバンク戦では逆転サヨナラ3ランを放つなど一定の数字を残していても昇格を見送り、独特の言い回しでさらなる“要求”を出した。
 「(相手は)2軍のピッチャーやからのう。全部ホームラン打ったらなあ。全打席ホームラン打ったら、価値あるけど」

 目下5試合連続安打の好調な打撃が岡田監督には響かない。2軍14試合で6失策を数えることも理由に挙げて「ヒットの数だけエラーしてるやん」と指摘した。2軍降格の引き金も、先月14日の中日戦での痛恨落球。本人は2日に「何個かいい守備ができたのでよかった」と手応えを明かしても、不安定な守りも昇格判断の大きな障壁になっているようだ。

 1軍は極度の貧打に苦しみ、5月21日の広島戦から8試合連続で3得点以下。31日のロッテ戦でようやく4点を奪っても好転せず、翌1日からの2試合で再び2得点と1得点にとどまった。「(打撃は)いい状態が続いている」とうなずく背番号8の早期帰還が待たれるのも、また事実だ。起爆剤として文句なしの「GOサイン」を得るには豪快なアーチ連発と堅守の両立が欠かせない。厳しいノルマを背に、4日からの由宇遠征へ向かった。 (八木 勇磨)

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