パドレスの24歳内野手が野球賭博で永久追放 現役選手では100年ぶり 大リーグ機構が発表

2024年06月05日 00:31

野球

パドレスの24歳内野手が野球賭博で永久追放 現役選手では100年ぶり 大リーグ機構が発表
永久追放処分となったパドレスのマルカノ(AP) Photo By AP
 大リーグ機構(MLB)は4日(日本時間同日深夜)、パドレスのトゥクピタ・マルカノ内野手(24)が野球賭博を行い、MLB規定に違反したため永久追放処分を科したと発表した。
 調査の結果、パイレーツに所属した昨季、膝の前十字じん帯を断裂して負傷者リスト(IL)に入っている際に、パ軍の試合に賭けていたことが認定された。

 AP通信によると、現役選手が永久追放処分となるのは1924年のジミー・オコネル以来100年ぶりという。

 1989年にメジャー最多の通算4256安打を放っていたピート・ローズが永久追放となった際は、既に現役を退いてレッズの監督を務めていた。

 ベネズエラ出身のマルカノは21年にメジャーデビュー。通算で149試合に出場して打率・217、5本塁打、34打点を記録している。今季から古巣であるパドレスに復帰したが、膝の故障でプレーしていない。

 また、アスレチックスのマイケル・ケリー投手(31)は自身の所属していないチームの試合に賭けたことが認められ、マイナー3選手とともに1年間の資格停止処分となった。

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