×

巨人・川相コーチ 前回9者連続打96年に満塁弾「思い出しましたよ。リンダリンダ~」“オヤジギャグ”も

2024年06月04日 21:55

野球

巨人・川相コーチ 前回9者連続打96年に満塁弾「思い出しましたよ。リンダリンダ~」“オヤジギャグ”も
1996年7月9日の広島戦の2回に満塁本塁打を放ちナインの祝福に笑顔を見せる川相 Photo By スポニチ
 【交流戦   巨人18―2ロッテ ( 2024年6月4日    東京D )】 巨人が歴史的猛打で、試合前まで交流戦単独首位だったロッテに大勝。セ・リーグ首位を堅持するとともに交流戦首位に浮上した。敗れたロッテは5位に転落している。3回には全て単打で9者連続安打の球団記録タイの猛攻。連続安打が止まった後も単打3本を重ね、セ・リーグ記録に並ぶ1イニング12安打で11点を叩き出した。投げては大量援護をもらった山崎伊織投手(25)が6回113球4安打5奪三振2失点の投球で今季5勝目(1敗)を挙げた。
 試合後、前回の9者連続安打となったメークドラマの始まりの試合として語り継がれている1996年7月9日の広島戦で満塁弾を放った川相昌弘内野守備コーチ(59)は「連打が続くなーっと思って見ていました。まさか1996年の連打記録に並ぶとは。当時の満塁本塁打を思い出しましたよ。連打連打~(リンダリンダ~)」と笑顔で当時を振り返りながら、連打をもじり“オヤジギャグ”を飛ばしていた。

 9者連続安打はセ・リーグタイ記録で、巨人では96年7月9日広島戦の2回に記録して以来28年ぶり2度目。10者連続は10年6月7日にロッテがヤクルト戦の7回、オリックスが広島戦の6回にそれぞれ記録。また、1イニング12安打は、1969年阪神のセ・リーグ記録へ55年ぶりに並んだ。プロ野球記録は92年西武の13。なお、巨人のイニング最多得点は72年6月23日ヤクルト戦の6回に記録した13点(セ・リーグタイ記録)。

 【巨人の1イニング9連打とメークドラマ】札幌市内の円山球場で行われた96年7月9日の広島戦で、1点を追う2回に2死無走者から球団史上初の1イニング9連打。川相昌弘(現内野守備コーチ)の満塁本塁打もあり、同回に一挙7点を奪った。11ゲーム差で迎えた首位との一戦を10―8で制して勢いに乗り、シーズン100試合目の8月20日に単独首位に立った。10月6日の中日戦(ナゴヤ)でリーグ優勝。当時の長嶋茂雄監督が首位と最大11・5ゲーム差をひっくり返す「メークドラマ」を達成した。

おすすめテーマ

2024年06月04日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム