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借金9から優勝例なし オリックス・中嶋監督は貧打の打線に「どんな言葉をかけたらいいのか」

2024年06月04日 22:29

野球

借金9から優勝例なし オリックス・中嶋監督は貧打の打線に「どんな言葉をかけたらいいのか」
<D・オ>オリックス・中嶋監督(撮影・白鳥 佳樹) Photo By スポニチ
 【交流戦   オリックス1-3DeNA ( 2024年6月4日    横浜 )】 オリックス3戦連続の逆転負けで、今季ワーストの借金9に。借金9からリーグ優勝を成し遂げたチームは過去になく、死線を越えた。
 初回から4イニング連続で得点圏に走者を置きながら、3回に太田の内野ゴロで挙げた1得点止まり。森を右大腿(だいたい)二頭筋の筋挫傷で欠く打線はここ4戦で計5得点と、得点力不足は深刻だ。中嶋監督は「どんな言葉をかけたらいいのか難しくなってくる」と嘆いた。

 走者を置きながらも得点力不足に悩む現状に、指揮官は「みんな打ちたいでしょうし分かるんですけど、それがどうしても線にならない。積極的にいってもいいようなところでも(塁が)埋まったら失速しますし、どんどんいけばいいと思うんですけどね。結果を恐れているのか、チャンスの時ほど余計いってもいいのかなと思いますし」と、好機での消極的な姿勢を指摘。

 苦しい戦いが続く中でも、中嶋監督は「また(打開策を)考えます。考えてそれを伝えていくしかない。僕らも打席に立てるわけじゃないんでね。一球一球これが違う、それが違うと言えるわけではない。打席に立てる人が割り切っていくしかない。またケツ叩いていきます」と懸命に前を向いた。試合後、宿舎に戻るチームバスに監督とコーチ陣は乗らず、スタジアム内でミーティングを行った模様。低迷するトンネルを抜け出すべく、苦しい戦いが続く。

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