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巨人 23安打18点歴史的猛打で交流戦首位タイ浮上!3回9者連続単打&球団新12安打 山崎伊5勝目

2024年06月04日 21:18

野球

巨人 23安打18点歴史的猛打で交流戦首位タイ浮上!3回9者連続単打&球団新12安打 山崎伊5勝目
<巨・ロ>3回、無死満塁、丸の2点タイムリーで笑顔も阿部監督(撮影・長久保 豊) Photo By スポニチ
 【交流戦   巨人18―2ロッテ ( 2024年6月4日    東京D )】 巨人が歴史的猛打で、試合前まで交流戦単独首位だったロッテに大勝。セ・リーグ首位を堅持するとともに交流戦首位に浮上した。敗れたロッテは5位に転落している。3回には全て単打で9者連続安打の球団記録タイの猛攻。連続安打が止まった後も単打3本を重ね、セ・リーグ記録に並ぶ1イニング12安打で11点を叩き出した。投げては大量援護をもらった山崎伊織投手(25)が6回113球4安打5奪三振2失点の投球で今季5勝目(1敗)を挙げた。
 初回に3試合ぶりにスタメン復帰した坂本が先制打を放ち、打線に火をつけた。初回に立岡にも適時打が飛び出し2点を奪うと、球場騒然の“猛打ショー”は2―2の同点で迎えた3回だった

 先頭のヘルナンデスが左前打、続く吉川も左前打でチャンスを広げると、岡本和がきっちりと相手先発左腕・小島の投じた3球目の直球を左前にはじき返し、勝ち越しとなるチーム3点目を叩き出した。続く5番・坂本も第1打席の先制打に続き遊撃内野安打を放ち、「落合博満」にあと1に迫る通算2370安打目とした。

 その後も立岡が2打席連続適時打、岸田、泉口、9番の投手・山崎伊、丸も続き無死のまま9者連続安打の猛攻を見せた。打者一巡となった2番・ヘルナンデスが空振り三振に倒れ、プロ野球記録の10者連続とはならなかった。しかし勢いは止まらず、続く吉川が投安、岡本和が左前打、坂本が四球を選んだ後、立岡が左前打でこのイニング球団新記録となる12安打目。1イニングのセ・リーグ安打記録に並んだ。その後、岸田が併殺に終わり、プロ野球記録に並ぶ1イニング13安打には届かなかったが、全て単打の12安打でこの回一挙11点の歴史的猛攻となった。

 7回に岡本和が2点適時打、8回にはヘルナンデスが2号3ランを放ちリードを広げた。23安打は今季12球団最多タイ。先発全員安打の中でも、岡本和と立岡が4安打4打点と大暴れ。吉川も4安打を放ち、ヘルナンデスは3安打3打点と猛打賞の活躍を見せ18点大勝で10年ぶり交流戦優勝へ首位に浮上した。

 先発の山崎伊は2点リードの3回に2点を失ったが、大量援護をもらった後は得点を許さず。7回から登板した2番手・平内は2イニングを無失点に抑え、最後はケラーが締めた。山崎伊は3戦ぶりとなる今季5勝目を挙げ菅野、戸郷に並んだ。

 9者連続安打はセ・リーグタイ記録で、巨人では96年7月9日広島戦の2回に記録して以来28年ぶり2度目。10者連続は10年6月7日にロッテがヤクルト戦の7回、オリックスが広島戦の6回にそれぞれ記録。また、1イニング12安打は、1969年阪神のセ・リーグ記録へ55年ぶりに並んだ。プロ野球記録は92年西武の13。なお、巨人のイニング最多得点は72年6月23日ヤクルト戦の6回に記録した13点(セ・リーグタイ記録)。

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