中日・星野監督が激怒し罰金100万円「あいつのせいで負けた!」泣く泣く払った本塁打王、その経緯とは

2024年06月04日 07:45

野球

中日・星野監督が激怒し罰金100万円「あいつのせいで負けた!」泣く泣く払った本塁打王、その経緯とは
中日時代の山崎武司(左)と星野監督 Photo By スポニチ
 元中日、楽天などで活躍し、本塁打王に2度輝いた野球評論家の山崎武司氏(55)が、4日までに更新された東海テレビの公式YouTubeチャンネル「ドラHOTpress」に出演。現役時代の「罰金」話を振り返った。
 動画では中日で同僚だった山本昌氏とテーマ「衝撃の罰金」についてトーク。「30年近く前の話」(山本昌氏)として両者が挙げたのは、中日・星野監督時代の裏話だ。お互いに「7桁」(百万円単位)の罰金はあったと告白したが、山崎氏は「僕は7桁が2回ある」と赤裸々に語った。

 一つは「3年連続でキャンプ初日に風邪をひいて欠席」。2月1日の練習を3年連続で欠席し、「さすがに3年目に“お前、許さん”って言われた」と星野監督からこっぴどく叱られた。さらにもう一つは「広島戦」だという。

 当時の広島市民球場で練習中に、グラウンドの土でイレギュラーバウンドしたボールが足に当たり、ふくらはぎに激痛が。「痛くて試合に出られない」と欠場すると、その試合で「大野さんが先発で、僕は絶好調の時期だったから“きょうは山崎がいなかったから楽な展開に”という(大野氏の)コメントを聞いた星野監督が“あいつのせいで負けた!”」と怒り心頭だった様子を振り返ると、山本昌氏は大笑いした。

 当時の監督付き広報が、山崎氏を呼び出し「7桁だって?監督が怒っているから払えよ」と指示。困り果てた山崎氏だが、「闘将」と言われた星野監督が怒ったら、どうにもならない。「結局、払いました」と泣く泣く払ったという。

 ただ、後日「監督賞」などの形で罰金は還ってきたといい、山崎氏は「昔のよき思い出。今となっては恨みはない。その分、稼がせてもらいましたからね」と話し、山本氏も「恨みはないね。試合で使ってもらったから」と納得していた。

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