巨人ヘルナンデス 歴史的猛打の口火打&トドメの2号3ラン!連続猛打賞で.414「いい結果は出ている」

2024年06月04日 23:13

野球

巨人ヘルナンデス 歴史的猛打の口火打&トドメの2号3ラン!連続猛打賞で.414「いい結果は出ている」
<巨・ロ>8回、ヘルナンデスは3ランを放ちナインとハイタッチ (撮影・西川祐介) Photo By スポニチ
 【交流戦   巨人18―2ロッテ ( 2024年6月4日    東京D )】 巨人が4日のロッテ戦(東京D)の3回に歴史的猛打を見せた。2番のエリエ・ヘルナンデス外野手(29=ドミニカ共和国)から始まったこの回は全て単打で9者連続安打の球団記録タイの猛攻。ヘルナンデスがこの回2度目の打席で空振り三振に倒れ連続安打は止まったが、その後も単打3本を放ち、セ・リーグ記録に並ぶ1イニング12安打で11点を叩き出した。
 9者連続安打の口火を切ったヘルナンデスは、15―2の8回にトドメを刺した。

 先頭の泉口が四球で出塁すると、6回から代打で9番に入った秋広が2打席連続安打となる右前打。1番に入っていた2番手の平内の代打で打席に立ったオコエは捕邪飛に倒れたが、続くヘルナンデスが相手5番手の吉田凌が投じた5球目の外角低めの難しいスライダーを拾い上げると、打球は大歓声に沸く左中間スタンドに飛び込んだ。

 5月30日のソフトバンク戦(東京D)以来となる来日2号は歴史的猛打の試合を締めくくる、トドメの3ランとなった。

 2日の西武戦(ベルーナD)に続く2戦連続猛打賞で打率.414と巨人打線に確かな活気を呼び込んでいる29歳の助っ人は「一人一人が全力を尽くして勝とうとやっている中で、いい結果は出ているのかなと思う」と笑顔で試合を振り返った。

 復調した1番・丸の後の2番として大きな存在感を見せているヘルナンデス。この日も4打数4安打と好調の3番・吉川、4打点を挙げ通算「31」で打点トップに立った4番・岡本和、5番で復帰し先制打含む2安打を放った坂本、そして6番に上がり4安打4打点の活躍を見せた立岡。貧打にあえいできた巨人打線が、阿部監督が「みんなね、やればできるので」と語った通りの結果を出した一戦。それでも指揮官は「状態はみんな上がってきてると思う。けど、これがずっと続くってわけでもないし。明日はまた僅差のゲームだと思ってやってほしいなと思います」と大勝して兜の緒を締めた。

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