横山裕 芸能界の恩人はさんま伝説のギャグ「パーでんねん」の生みの親!!「優しさの塊みたいな人」

2024年02月25日 18:29

芸能

横山裕 芸能界の恩人はさんま伝説のギャグ「パーでんねん」の生みの親!!「優しさの塊みたいな人」
横山裕 Photo By スポニチ
 SUPER EIGHTの横山裕が25日放送のカンテレ「マルコポロリ!」にビデオ出演し、芸能界で最も親しくて信頼している芸人が落語家の月亭八光であることを明かした。
 八光は関西では「街ブラロケの達人」として、知らない人がいないほどの人気。しかし、東京での知名度は低く、東野幸治がMCを務めるカンテレ「マルコポロリ!」でレギュラーを務めているものの、東京を主戦場にしている芸人がゲスト出演すると、八光を見て「誰?あの人」という顔で見られている。昨年10月に番組内でお笑いタレントの永野とお見送り芸人しんいちが「なんであの人がレギュラーなの?」と疑問をぶつけたことを受け、この日は横山が証言。この日番組に出演した2人の芸人に“八光のすごさ”をアピールした。

 テレビなどでの共演をきっかけに八光と知り合い、慕ってきた横山だが、最も心を打たれたのは母を亡くした時だった。「そのときは東京に住んでたんですけど、連絡が来て“今から行っていい?”と言われて、なんですか?って聞いたら、いやおれもヒマやしって言うんで、いいですよとなってご飯食べたんです」

 大阪からフラッと現れた八光と普通に食事をして、数時間を楽しく一緒に過ごした横山。その間、八光は一切、母親のことを聞かなかったという。「知らんのかな?って思ったくらいでした。でも、聞かれへんから思い出すこともしない。この人ホンマに優しいなと思って」

 そういう優しさが番組でも垣間見られるのが八光のすごさ、と横山は考える。「わかってるんですよ。自分がしゃべるより周りがしゃべった方が生きるって。能ある鷹は爪隠すじゃないですが、八光さんのすごいところはすごく思わせないところ」と絶賛した。

 そのエピソードを聞いても、まだ合点がいかなそうな永野。「わかりました。では、深爪でも何でもいいから爪を見せてほしい!」と訴えた。

 なかなか納得しない2人に番組は最強のエピソードを用意。八光の父は落語家の月亭八方で、その楽屋に明石家さんまが遊びにきたことがあった。当時小学生だった八光はさんまとじゃれ合いながら「あほちゃうねん、パーでんねん」と言ったところ、さんまが絶賛。「それ、おもろい!5000円で売ってくれ」と告げたという。八光は当時を振り返り「それから数週間後に“ひょうきん族”を見てたらさんまさんが“アホちゃいまんねん、パーでんねん”を衣装作ってやらはったんです」と鉄板のエピソードを披露した。

 それでも、納得しない2人。しんいちはそのエピソードにも「おれ、甲子園出てん、とか居酒屋で自慢するおっさんみたい」と最後まで評価することを避けていた。

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