「光る君へ」開始3分で無事確認 2週連続トレンド!倫子の愛猫「小麻呂」が人気「1週間心配」ネット安堵

2024年02月25日 20:45

芸能

「光る君へ」開始3分で無事確認 2週連続トレンド!倫子の愛猫「小麻呂」が人気「1週間心配」ネット安堵
大河ドラマ「光る君へ」第8話。無事だった「小麻呂」(C)NHK Photo By 提供写真
 女優の吉高由里子(35)が主演を務めるNHK大河ドラマ「光る君へ」(日曜後8・00)は25日、第8話が放送され、安否が注目されていた源倫子(黒木華)の愛猫「小麻呂」が再登場。SNS上には安堵の声が広がった。オンエア終了後(午後9時)には「こまろちゃん」が「X(旧ツイッター)」の国内トレンド23位、「小麻呂ちゃん」が38位。2週連続のトレンド入りと反響を呼んだ。出番こそ多くはないものの、異例とも言える人気者となっている。
 <※以下、ネタバレ有>

 「ふたりっ子」「セカンドバージン」「大恋愛~僕を忘れる君と」などを生んだ“ラブストーリーの名手”大石静氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ63作目。千年の時を超えるベストセラー「源氏物語」を紡いだ女流作家・紫式部の波乱の生涯を描く。大石氏は2006年「功名が辻」以来2回目の大河脚本。吉高は08年「篤姫」以来2回目の大河出演、初主演となる。

 第8話は「招かれざる者」。打毬を見物した後、藤原斉信(金田哲)らの心無い言葉を聞いたまひろ(吉高由里子)は心中穏やかでない。そんな中、宮中で藤原兼家(段田安則)が倒れる。安倍晴明(ユースケ・サンタマリア)によるお祓いは効果がなく、藤原道長(柄本佑)ら兄弟が看病。一方、藤原為時(岸谷五朗)を訪ね、藤原道兼(玉置玲央)がまひろの家に突然現れる。まひろはついに母の仇と対峙し…という展開。

 前回第7話(2月18日)のラスト。突然の雨に小麻呂が逃げ出し、まひろが追い掛ける。行き着いた打毬控所で“ゲスな品定め”を立ち聞き。ショックのあまり、小麻呂を見つけられないまま、その場を立ち去ってしまい、インターネット上には小麻呂への心配の声が相次いだ。

 しかし、この日のオープニングタイトルバック明け、開始3分。倫子のサロンに小麻呂の元気な姿があった。

 SNS上には「無事帰宅」「よかった」「生存確認」「小麻呂ちゃんの行方が気になって仕方がない1週間だった」「1週間心配していたよ」「(まひろと道兼の対峙など、その後の展開が)壮絶すぎて、息つく間もなかった…小麻呂ちゃんの無事だけが救い」「まだ第8話なのに、こんな地獄みたいなことある?もう常に小麻呂ちゃんの愛くるしい様子をワイプで流しておいてほしい」などの声。視聴者も一安心した。

 番組スタッフによると、小麻呂はタレント動物のプロダクション「グローバル・アニマルアクト」(茨城県稲敷市)所属の「ニモくん」。9歳のオスで、品種は日本猫(雑種)だが、何とのミックスか定かではないという。“起用理由”は「顔のかわいらしさ、人懐っこさ、そして必要以上に鳴かないところで決まりました」。当時の絵巻などに描かれている猫の模様(毛柄)を参考にしたため「探すのに苦労しました」。“役名”の由来は「特にありませんが、かわいい名前なので、小麻呂と名付けました」と明かした。

 「源氏物語」にも猫が登場することから「光る君へ」にも盛り込まれた。撮影中も大人しく、手が掛からない。ニモくんでNGが出ることはほぼなかったという。

 当時、猫は高貴な家でしか飼われていなかったといい、絵巻などに描かれているのと同じように、ドラマ内でも紐でつなぐ描写。「現場でもニモくんは人気で、前室(スタジオ手前の待機場所)にも写真が飾ってあります」。キャスト・スタッフにとっても癒やしの存在になっているようだ。

 前回第7話のオンエア終了後(午後9時)には「こまろちゃん」が10位、「小麻呂ちゃん」が12位。2週連続のトレンド入りとなり、話題を集めた。

 次回は第9話「遠くの国」(3月3日)が放送される。

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