三輪記子弁護士 松本人志の訴状に見解「強要っていうものの中身が違うんじゃないかと思う」

2024年02月25日 15:45

芸能

三輪記子弁護士 松本人志の訴状に見解「強要っていうものの中身が違うんじゃないかと思う」
三輪記子弁護士 Photo By スポニチ
 三輪記子弁護士(47)が25日放送のTBS「アッコにおまかせ!」(日曜前11・45)に生出演。お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志(60)が、女性に性的行為を強要したとする「週刊文春」の報道で名誉を毀損(きそん)されたとして、発行元の文芸春秋と週刊文春編集長に5億5000万円の慰謝料などを求めて提訴した問題にコメントした。
 番組では、松本側から文芸春秋に届けた訴状が明らかになったことを特集。今回の5億5000万円という請求額について、三輪氏は「最初に金額を聞いた時は逸失利益、用留守に得られたはずの収入もなくなってしまったということも含まれての5億5000万円かと思っていたんですけど、精神的損害だけでの5億円の請求なんです。それはちょっと精神的損害として請求する金額としてはめちゃめちゃ高額で、ただそういう高額な請求をすることに、それだけダメージを受けているということをおっしゃりたかったのかなと捉えましたね」と見解を示した。

 訴状の内容について、無罪請負人の異名を持つ弘中惇一郎弁護士が週刊文春の取材に対し、松本の訴状について「全体的に問題提起の仕方が古く、今の常識に反している」「今の時代は暴力をふるっていなくても、立場を利用して性行為を行えば、それだけでアウト」などの指摘したことも紹介した。

 これに三輪氏は「弘中先生が感じていることは同じように感じている」と賛同。そのうえで「(訴状では)性的行為の強要はなかったという主張をされているんですけど、強要っていうものの中身、松本さんの考えと、A子さんとかB子さんの中身が違うんじゃないかと思う。強要の中身についてもうちょっと具体的に書かないと伝わらないなというふうに感じました」と見解を示した。

 「特に、性的行為の強要っていうのは暴力をふるったり、明らかに分かる脅迫をして性的行為を行うことが強要なのか、もっとソフトな形の強要、被害者は強要って思うかもしれないけど、もしかしたら加害者の人はこれは強要ではないって思っていることでも被害者は強要って感じることがあるよ、と弘中先生は表現されたのかなと思う」とした。

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