U18侍に仙台育英・尾形、慶応・丸田ら20人 花巻東・佐々木、広陵・真鍋は選ばれず

2023年08月23日 05:03

野球

U18侍に仙台育英・尾形、慶応・丸田ら20人 花巻東・佐々木、広陵・真鍋は選ばれず
ストレッチでじゃれ合う仙台育英の橋本(左)と尾形(撮影・藤山 由理) Photo By スポニチ
 日本高野連は22日、8月31日から台湾・台北で開催される18歳以下のU18ワールドカップ(W杯)に出場する高校日本代表20選手を発表した。
 夏の甲子園で決勝進出した仙台育英からは高橋、尾形ら最多の4人。慶応は外野手の丸田が入った。夏の甲子園出場がなかった選手では山形中央の二刀流・武田、大阪桐蔭の前田の両左腕らが選出された。昨年に続いて監督を務める明徳義塾(高知)の馬淵史郎監督は「昨年の経験から改めて勝機は投手を中心とした守りと走力を最大限生かした緻密な野球の実践にあると実感した」と狙いを説明。プロ注目の花巻東・佐々木麟太郎、広陵・真鍋慧、九州国際大付・佐倉(人ベンに峡の旧字体のツクリ)史朗(いずれも3年)のスラッガー3人は選ばれなかった。

 チームは28日に東京ドームで大学日本代表と壮行試合を実施。大会は1次ラウンドB組で5チームと対戦し、上位3位に入ればスーパーラウンドに進む。

 ≪U―12井端監督が臨時コーチ就任≫侍ジャパンU―12代表監督を務める井端弘和氏(48)が、高校日本代表で数日間、臨時コーチを務めることが決まった。この日は6日まで台湾で開催され、4位に終わった「第7回U―12ワールドカップ」の報告を行うために日本野球機構(NPB)を訪問。将来性のある高校生たちを指導することについては「近い将来、プロ野球にいく子が何人もいる。方向性を示してあげたい」と見据えた。

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