巨人・原監督 ヘッスラ生還した門脇のスピードに「凄いですね」と驚嘆 「非常に成長著しい」

2023年08月23日 22:52

野球

巨人・原監督 ヘッスラ生還した門脇のスピードに「凄いですね」と驚嘆 「非常に成長著しい」
<巨・ヤ>セーフ!!11回、相手の悪送球の間にサヨナラの生還を果たした門脇(右)(撮影・尾崎 有希)  Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人4―3ヤクルト ( 2023年8月23日    東京D )】 巨人はヤクルト相手に終盤3点差を追いつき、延長11回にサヨナラ勝ちを収めて2連勝。DeNAが敗れたため8月7日以来16日ぶりとなる単独3位に浮上した。
 先発予定だったグリフィンがアクシデントにより先発回避。今季初の中5日で志願の緊急先発となった菅野が今季最多の9三振を奪って7回3失点の力投を見せると、打線は0―3の7回に一挙3点を挙げて追いついた。

 3―3のまま迎えた延長11回には、1死から門脇がこの試合3安打目となる二塁への内野安打をヘッドスライディングでもぎ取って出塁。2死一塁から梶谷の投手強襲安打が敵失を誘発すると、一走・門脇が好走塁。最後は再びヘッドスライディングでサヨナラの本塁生還を果たした。

 巨人のサヨナラ勝ちは今季8度目。延長戦の勝利は7月5日の中日戦(バンテリンD)以来で、連敗が4で止まっている。

 試合後、原辰徳監督(65)との主なやりとりは以下の通り。

 ―――門脇が好走塁で試合を決めた。

 「そうですね、非常に存在感あってね。やっぱりスピードは凄いですね。スピードとパワーというかね、そういうものも非常にありますしね。楽しみですね」

 ――打つ方では3安打。

 「いやもう、このところ成長は非常に著しい選手ではあります」

 ――試合前にはグリフィンにアクシデントがあって、菅野が先発した。

 「当初、リリーバーのなかからと思っていたんですけど、ピッチングコーチのほうにね、(菅野)智之本人が“いける”というところで。だったらいってもらおうということで決めました」

  ――リリーフ陣も踏ん張った。

 「そうですね。まあ、相手の外国人選手にね。智之がもう少し工夫があればというところはあるでしょうけど。まあ、それを同点に追いついて、負けを付けさせなかったというのは、チームが少し絡みという部分では良かったと思いますね」

 ――昨日に続いてビハインドから逆転。

 「いや、まあまあ。これからはね、一戦一戦が非常に重要でね。一戦必勝という形で戦うというスタイルは変わらないと思いますね」

 ――菅野の内容について。

 「いやだからそこでしょう。その部分はまだ反省はあるのではないでしょうか。ただピッチングそのものはね、非常に上がっていると思います」

 ――リリーフが無失点。

 「ええ、最後よく踏ん張ったというかね。粘りながらしっかり投げてくれたというのは大きかったですね」

 ――同点にした7回は2死からの攻撃。

 「うん、やっぱり門脇もそうだし、チョーさん(長野)も含め、カジ(梶谷)も、(坂本)勇人もというところでね。よく秋広が非常に勝負強さを見せてくれたということですね」

 ――門脇は率も上がってきた。

 「さっき言ったように、非常に成長著しい選手です」

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