阪神戦力外の山本「1軍でプレーしなきゃプロの意味はない」現役続行で出直し誓う

2023年10月03日 16:02

野球

阪神戦力外の山本「1軍でプレーしなきゃプロの意味はない」現役続行で出直し誓う
阪神・山本 Photo By スポニチ
 阪神から戦力外通告を受けた山本泰寛内野手(29)が3日、甲子園で報道陣に対応した。「伝統ある球団でプレーできて悔いはない。体はまだまだ全然やれるので、現役続行を希望します」と現役への強い意欲を表明した。
 右打者で内野をどこでもこなせる守備力が買われ、20年のオフに巨人から金銭トレードで阪神に移籍。21年には開幕1軍を果たし、4月3日の中日戦では9回2死一、二塁からサヨナラ安打を放ち、存在感を示した。だが、今季はチームが層の厚みを増す中、1軍昇格を果たせずに終わった。「プロ野球にいる以上は1軍でプレーしなきゃ意味ないと思っているので。その点に関しては、不甲斐ないというか。そういう気持ちはあります」とトライアウト参加も含め、野球を続けて再起する決意だった。

 ――球団からの話は。
 「構想外っていうことで、来シーズンは契約結ばないという話をいただきました」

 ――率直な今の気持ちは。
 「そうですね、体も全然まだまだやれると思いますし。まだまだ、現役続行は希望します」

 ――巨人から阪神に来たこの期間はどういったものになった。
 「やっぱりあの伝統がある球団で、阪神タイガースという伝統ある球団でできたことはね、すごく自分にも、本当に自信に繋がりましたし。すごく矢野監督の時から使ってもらえたので。それは、すごく感謝しています」

 ――悔いが残るとすれば。
 「悔いは特に残っていないです、はい」
 ――今年は1軍で出場機会がなかったところは思うところも。

 「まあね、プロ野球にいる以上は1軍でプレーしなきゃ意味ないと思っているので。その点に関しては、不甲斐ないというか。そういう気持ちはあります」

 ――トライアウトも今後は視野に。
 「まあ、現役続行を希望しているので。(獲得の)話がなければトライアウトを受けたいと思っています」

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