中日・立浪監督 セレモニーで謝罪「今年の成績と私への批判、不満をしっかり受け止めて再出発します」

2023年10月03日 22:18

野球

中日・立浪監督 セレモニーで謝罪「今年の成績と私への批判、不満をしっかり受け止めて再出発します」
<中・巨>最終戦を終え、あいさつする立浪監督(撮影・椎名 航) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   中日1-3巨人 ( 2023年10月3日    バンテリンD )】 中日は3日、今季最終戦となる本拠地での巨人戦に敗れ、自力での5位確保を逃した。ヤクルトが最終戦となる4日・阪神戦に勝利すると、中日は勝率で下回り最下位に転落。2年連続最下位の屈辱を受ける可能性が出てきた。
 2年連続最下位となれば、2リーグ制以降では球団初。昨年は66勝75敗2分けで勝率.468。今季は56勝82敗5分けの勝率.406と勝率は悪化した。

 試合は先発・小笠原が6回途中2失点と粘りの投球。その後もリリーフ陣が1失点で踏ん張ったが、打線は8回に1点を返すのがやっと。最後まで貧打に泣いた格好だ。

 試合後、立浪監督は本拠地ファンの前で「ファンの皆様、1年間たくさんのご声援をいただき、また、球場にたくさん足を運んでいただきまして、本当にありがとうございました。今年のドラゴンズの成績と私への批判、不満をしっかり受け止めて、秋から再出発します」と話し、低迷を謝罪した。

 そのうえで「今年、この成績にも関わらず、たくさん球場に足を運んでいただいた、それは若い選手への期待、そしてファンの皆さんのドラゴンズに対する熱い思い、そう受け止めています。私には、この若い選手を一人前にするという責任があります。そして、来年生まれ変わったドラゴンズを皆さんにお見せできるよう、秋から全力で頑張って参ります。来年、期待してください。1年間ありがとうございました」と熱い言葉で締めくくった。

 また、今季限りで現役を引退する谷元圭介投手(38)、大野奨太捕手(36)、堂上直倫内野手(35)、福田永将内野手(35)の4選手の引退セレモニーも行われた。

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