中日 今季最終戦黒星で5位確保失敗…球団初2年連続最下位の危機 最後まで貧打に泣く

2023年10月03日 20:57

野球

中日 今季最終戦黒星で5位確保失敗…球団初2年連続最下位の危機 最後まで貧打に泣く
<中・巨>6回、現役最後の登板を終え、立浪監督(左)に迎えられる谷元(撮影・椎名 航) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   中日1-3巨人 ( 2023年10月3日    バンテリンD )】 中日は3日、今季最終戦となる本拠地での巨人戦に敗れ、自力での5位確保を逃した。ヤクルトが最終戦となる4日・阪神戦に勝利すると、中日は勝率で下回り最下位に転落。2年連続最下位の屈辱を受ける可能性が出てきた。
 2年連続最下位となれば、2リーグ制以降では球団初。昨年は66勝75敗2分けで勝率.468。今季は56勝82敗5分けの勝率.406と勝率は悪化した。

 試合は先発・小笠原が、初回に大城卓に2点適時二塁打を浴びて先制を許す。その後は毎回走者を許しながらも粘りの投球を続けたが、打線の援護がなく、6回途中2失点で降板。8回にも1点を失い、リードを許した。

 打線は8回、無死満塁の絶好機で岡林の遊ゴロ併殺の間に1点を返すのがやっと。零敗こそ免れたが、最後まで貧打に泣いた格好だ。

 また、この日は、今季限りで現役を引退する谷元圭介投手(38)、大野奨太捕手(36)、堂上直倫内野手(35)、福田永将内野手(35)の4選手も試合に出場し、ファンに別れを告げた。

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