巨人・赤星が今季ラスト登板で好投5勝目 プロ初完投初完封逃すも1失点 プロ2年目で10勝到達

2023年10月03日 20:59

野球

巨人・赤星が今季ラスト登板で好投5勝目 プロ初完投初完封逃すも1失点 プロ2年目で10勝到達
<中・巨>力投する先発の赤星(撮影・椎名 航) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人3―1中日 ( 2023年10月3日    バンテリンD )】 巨人の2年目右腕・赤星優志投手(24)が中日戦(バンテリンD)で今季12度目の先発登板。8回途中7安打1失点の好投で今季5勝目(5敗)をマークした。
 先発バッテリーを組んだ大城卓の2点適時二塁打で初回に2点の援護をもらい、7回まで散発4安打無失点の好投。

 3―0で迎えた8回、3連打を浴びて無死満塁のピンチを招き、岡林の遊ゴロ併殺打の間に1点失ってプロ初完封が消えると、ここで原辰徳監督(65)がベンチを出て2番手右腕・船迫に投手交代。プロ初完投も逃したが、勝利は手放さなかった。

 9月14日の阪神戦(甲子園)では打線の援護に恵まれず、0―0のまま試合が進行。6回に佐藤輝の2ランなどで一挙3点を失って今季5敗目を喫し、18年ぶりのセ・リーグ優勝を目の前で決められた。

 前回登板した9月21日の阪神戦(甲子園)ではプロ最長の8回を投げて無四球7奪三振の6安打無失点と好投し、今季4勝目をマーク。この時も5回まで0―0だったが、味方打線が6回に丸の適時打で先制すると、代打・大城卓が満塁アーチを放って一挙5得点。9回は5―0のマウンドを同期の大勢に譲ってプロ初完投初完封こそ逃したものの、8回まで106球で阪神打線をねじふせていた。

 新人だった昨季は13度の先発を含む31試合に登板して5勝5敗5ホールド、防御率4.04。今季は開幕ローテーション入りをつかんだが、0勝4敗、防御率6.14の成績で5月24日に今季2度目の登録抹消となった。

 だが、3カ月ぶりの1軍登板となった8月24日のヤクルト戦(東京D)でプロ最多タイの8三振を奪って7回3安打無失点と好投。昨年9月11日の広島戦(マツダ)以来347日ぶりとなるプロ6勝目をマークするなど、後半戦はローテの一角として大きな存在に成長していた。

 この日の投球内容は7回2/3で打者28人に対して108球を投げ、7安打1失点。8三振を奪い、与えた四球は1つ、直球の最速は151キロだった。

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