巨人が赤星の好投で勝率5割に戻す 4日の最終戦で球団初の3年連続負け越し阻止なるか

2023年10月03日 20:57

野球

巨人が赤星の好投で勝率5割に戻す 4日の最終戦で球団初の3年連続負け越し阻止なるか
<中・巨>初回、大城の2点適時二塁打で生還した岡本和(左)を迎える赤星(撮影・椎名 航) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人3―1中日 ( 2023年10月3日    バンテリンD )】 巨人は赤星―大城卓バッテリーの活躍で中日を下し、2連勝。70勝70敗2分けと勝率を5割に戻した。
 今季最終戦となる4日のDeNA戦(東京D)に勝てば、リーグ連覇を達成した2020年以来3年ぶりのシーズン勝ち越しが決定。敗れれば、球団史上初となる3年連続シーズン負け越しが決まる。

 試合前までの直近4試合で0点、0点、1点、1点と深刻な得点力不足が続いていた打線が初回に門脇の安打と岡本和の四球などで2死一、二塁とチャンスメーク。

 この最初のチャンスで5番に入っていた大城卓が右翼線を破る適時二塁打を放って2点先制し、これが決勝点となった。8回には大城卓、丸の連打から吉川の適時内野安打で貴重な1点を追加して逃げ切っている。

 先発右腕・赤星は、今季限りで現役を引退する中日4選手が次々と出場する難しい局面のなかで好投を続けた。

 今季限りで引退する堂上に3回、左翼線二塁打を打たれて1死三塁のピンチを背負ったが、無失点。4回には細川、石川、ビシエドのクリーンアップトリオをカーブ、直球、カーブで3者連続三振に仕留めるなど8三振を奪った。

 3―0で迎えた8回には鵜飼、堂上、石橋に3連打されて無死満塁のピンチを招き、岡林の遊ゴロ併殺打の間に1点失うと、ここで降板。プロ初完投初完封はともに3年目となる来季に持ち越しとなったが、8回途中7安打1失点の力投で今季5勝目、プロ通算10勝目をマークしている。

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