Snow Man・岩本、宮館、深澤…3人の祭 ジュニア時代から愛着の劇場で「日本の文化を海外に」

2024年03月08日 04:00

芸能

Snow Man・岩本、宮館、深澤…3人の祭 ジュニア時代から愛着の劇場で「日本の文化を海外に」
フォトセッションに臨む(左から)宮舘涼太、岩本照、深澤辰哉(撮影・大城 有生希)  Photo By スポニチ
 Snow Manの岩本照(30)、深澤辰哉(31)、宮舘涼太(30)が7日、都内で主演舞台「祭 GALA」の製作発表に出席した。東京・新橋演舞場で4月1~29日に上演。
 新橋演舞場は3人にとってジュニアの頃から毎年のように立ち、2019年から昨年までは舞台「滝沢歌舞伎ZERO」でグループとして主演した思い入れの深い場所。深澤は「演舞場にまた立てて凄くうれしい。作品をスタートさせることができ、ワクワクしてます」と語った。

 今作は1幕構成で、3人が演出も担当。日本の文化である祭りに洋の要素を盛り込みながら表現し、新曲も披露する。振り付けも担当する岩本は「『滝沢…』を見たことがある人もない人も同じ気持ちになれるように仕上げた」。新橋演舞場からは“パワー”を感じるといい「神社やお寺に行く感覚で来るとより世界観に没入しやすい」と呼び掛けた。

 宮舘は衣装を手掛ける。オープニングの衣装は、世界的ファッションデザイナーのコシノジュンコ氏が担当。残る深澤は「差し入れ担当」と語り、会場を笑いで包んだ。

 身体能力の高さで知られており「滝沢…」ではおなじみだった腹筋太鼓など、体を駆使したエンタメを届けてきた。今作でも岩本は「最初の打ち合わせからとにかく体を酷使したいとお願いした」と明かし「滝沢…」から進化させた変面を披露する。宮舘はフライングをするが「体を酷使してますし、恐怖もある。今まで誰もやったことがないようなひと味変わった内容」と想像力をかき立てるように語った。

 「滝沢…」ではアジアなどで上演する構想が実現できず、岩本は「正直悔しい。別の形でも日本のエンタメを海外に届ける機会が欲しい」と語っていた。今作で新橋演舞場の春に新たな風を吹かせる。「日本の文化を海外に伝えていける作品に育てるという思いを持ちながら臨みたい」と展望を語った。

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