藤井聡太王将 掛川城天守閣で“殿さま気分”満喫「気持ちよかったです」

2024年03月08日 18:29

芸能

藤井聡太王将 掛川城天守閣で“殿さま気分”満喫「気持ちよかったです」
<掛川市 藤井王将を祝う会>掛川城から城下を見下ろす藤井王将(撮影・光山 貴大) Photo By スポニチ
 将棋の藤井聡太王将(21)=8冠=は8日夜、静岡県掛川市で行われた「藤井王将を祝う会」に参加した。1、2月の第73期ALSOK杯王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)で菅井竜也八段(31)を4勝0敗で退けた藤井はこの日午後、同市の久保田崇市長の案内で掛川城を見学。天守閣まで足を運び「思った以上に高いですね。掛川の街を一望できて気持ちよかったです」と殿様気分を味わい笑顔を見せた。
 掛川は王将戦第6局の開催予定地。昨年までは2年連続開幕局の舞台で、藤井は2連勝している。「対局の時は仰ぎ見るだけでしたね」と懐かしがった。

 現在は伊藤匠七段(21)との棋王戦5番勝負の真っ最中。一方で4月開幕の名人戦(毎日新聞社、朝日新聞社主催)の相手は豊島将之九段(33)に決まった。「あと一カ月あるので、今は棋王戦に集中してます」と明かしながら、時に飛車を振る豊島に対しては「(同じ振り飛車党の)菅井八段相手に王将戦ではしっかり準備してきた。名人戦も豊島九段が飛車を振ることを含めて考えていきます」と意欲十分だ。

 この日は新幹線こだまで現地入りした藤井。のぞみは人身事故の影響で大幅にダイヤが乱れたが、掛川着は6分の遅れにとどまった。「こだまはJR西日本と乗り入れがないので、あまり遅れないんです」と鉄道好きらしい分析も。鉄道と言えば、16日にはJRダイヤ改正がある。「中央線の名古屋-中津川間を走る普通と快速の最高速度が時速110キロから130キロに上がる。一度乗車して130キロを体験したい」と目尻を下げていた。

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