三ツ矢雄二「ちょっと今までのアニメとは違うな」 代表作「タッチ」の収録現場で見た驚きの光景

2024年03月08日 18:31

芸能

三ツ矢雄二「ちょっと今までのアニメとは違うな」 代表作「タッチ」の収録現場で見た驚きの光景
三ツ矢雄二 Photo By スポニチ
 声優、俳優としてだけでなく、音響監督としても活躍する三ツ矢雄二(69)が8日までに更新されたYouTube「英雄星チャンネル」にゲスト出演。あの国民的アニメの収録に初めて参加した時のエピソードを披露した。
 多方面で活躍する三ツ矢の代表作といえば、1985年から87年までフジテレビで放映された野球アニメ「タッチ」の主人公・上杉達也。実績やイメージを排除した、声と演技力だけの「ガチオーディション」を制し、大役を勝ち取った。

 ヒロインの浅倉南役を演じた日高のり子もオーディション突破組。フレッシュな顔ぶれで迎えた初めての収録現場で、三ツ矢はいつもと違う光景に驚いた。「スタジオに行ったら、初回(の収録)だからかな、と思ったんですけど、すごい沢山、プロデューサーの方とかいらっしゃってて、これは局の肝いりというか、すごい力を入れている作品なんだ、と」。社運をかけたような現場の空気に、すでにキャリアを重ねていた三ツ矢も思わず緊張したという。

 そして収録が2回、3回と進んでも、プロデューサー以下「ギャラリー」の数は一向に減らない。しまいには、日高演じる浅倉南が怒る台詞を吐いた時には、お偉方の1人が収録スタジオに入ってきて、「南ちゃんはね、怒っても可愛いんだよ」と“注文”をつける場面も。「そこまでみんな、のめり込んで、この作品に関わってらっしゃって。僕もその時、すごいプレッシャー感じて、ちょっと今までのアニメとは違うな、と」

 三ツ矢を驚かせた面々も、放送1回目の視聴率を見て安心したのか、その後スタジオに姿を見せることはなかったとか。熱意が通じ、「タッチ」はその後、最高視聴率31・9%をたたき出す、国民的アニメに成長した。

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