【日本アカデミー賞】役所広司が最優秀主演男優賞 「ゴジラのキバを…」一矢報いて喜び

2024年03月08日 22:08

芸能

 第47回日本アカデミー賞の授賞式が8日、都内のホテルで行われ、「PERFECT DAYS」の役所広司(68)が最優秀主演男優賞を受賞した。
 優秀賞は実に23回目の受賞で、最優秀賞も主演、助演合わせ最多タイの5度目。「うれしいですね。凄くうれしい」とほおを緩めた。

 ドイツのビム・ベンダース監督との初タッグで、渋谷区の公衆トイレの清掃員・平山を演じた。「俳優人生の中で、ベンダース監督と仕事をすることがあるとは思っていなかった。毎日映画作りの楽しさを教えてくれてスタッフ、キャストものびのびと撮影していた」と振り返り、「うれしいです。ホントすごくうれしいです。今日、一緒に優秀賞もらった俳優さんたちは好きな俳優さんたちばかりで。おまけに、妻夫木(聡)君からこんな素晴らしい賞をもらってうれしい」と喜びをかみしめた。

 昨年のカンヌ映画祭で最優秀男優賞を受賞。日本で興行収入10億円を突破するヒットとなったのをはじめ、世界各国でも上映され、日本時間11日発表のアカデミー賞では国際長編映画賞にノミネート。「世界中のお客さんが見て楽しんでくださっていることにも感謝します」と話した。

 そして、「やっと、ゴジラのキバを抜いた感じがします」と、最多8部門で最優秀賞を獲得した「ゴジラ-1.0」に一矢報いたことを喜んだ。

 「シャイロックの子供たち」阿部サダヲ、「ゴジラ-1.0」神木隆之介、「エゴイスト」鈴木亮平、「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」水上恒司が優秀主演男優賞を受賞し、最優秀主演男優賞の候補となっていた。

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