鳥山明さん死去 漫画界に衝撃走る 「ドラゴンボール超」とよたろう氏ら悲痛「僕のすべてだった」
2024年03月08日 12:45
芸能
国民的漫画家の訃報を受け、同業の漫画家から追悼の声が次々に上がった。
「ドラゴンボール超」とよたろう氏は「鳥山先生にほめられたくて漫画描いてました。僕のすべてでした」と悲痛。キングダムの作者・原泰久氏も「驚きました。『ドラゴンボール』は最も熱狂した漫画でした。鳥山先生のご冥福を心から祈ります」と追悼した。
「はじめの一歩」森川ジョージ氏も「御冥福をお祈りいたします」と言葉少な。「金色のガッシュ!!2」連載中の雷句誠氏も「何っ?!まった!!本当ですか?うわーーーーーー、そうか…残念です…もっと鳥山先生の絵や漫画を見たかった…心よりご冥福をお祈りいたします」と悲痛な思いをつづった。
「ろくでなしBLUES」森田まさのり氏は「仕事が忙しくて後回しになってるドラゴンボールのイラストの仕事がある…。仕事の方こそ後回しにしてそれを先にやればよかった…」と悔やみ「鳥山先生に褒めてもらいたかった…。先生!寂しいです…!」と思いを込めた。
「SPY×FAMILY」を連載中の遠藤達哉氏は「鳥山先生がいなかったらきっと僕は漫画家を目指すこともなかった」「たくさんの素敵な作品をありがとうございました」と感謝。「鳥山先生のご冥福を心よりお祈りいたします」などと追悼した。
「南国少年パプワくん」などで知られる柴田亜美さんは「ワタシを含め多くの漫画家は、鳥山明先生が創り出す世界に憧れ続けた子供たちです。大きな存在が突然居なくなり哀しく寂しいです。だけど天国でも先生らしいワクワクする冒険を続けてください。鳥山先生のいた時代に漫画家になれて心から嬉しいです。ありがとうございます」と感謝をつづった。
「のだめカンタービレ」などで知られる二ノ宮知子さんは「驚きました…。小学生の頃、初回のアラレちゃんを見た時の衝撃が忘れられません。ご冥福をお祈りします」と作品に受けた衝撃を明かした。
鳥山さんは1955年4月5日生まれ、愛知県出身。1978年に週刊「少年ジャンプ」の読み切り企画「ワンダーアイランド」で漫画家デビュー。80年に連載を開始した「Dr.スランプ」が爆発的人気を博す。84年に国民的人気作品となった「ドラゴンボール」の連載を開始し、10年半の連載を続けた。以後「SAND LAND」「ネコマジン」シリーズ、「銀河パトロール ジャコ」などの読み切りや短編連載の他、「ドラゴンクエスト」シリーズなど、ゲームのキャラクターデザインも手掛けた。今年3月4日、読切作品「SAND LAND」プロジェクト発表会が開かれたばかりで、新作アニメ「ドラゴンボールDAIMA」の公開も控えていた。