【日本アカデミー賞】安藤サクラが2年連続最優秀助演女優賞 自ら名前発表「まさかの展開…」

2024年03月08日 21:48

芸能

 日本映画界の祭典「第47回日本アカデミー賞」の授賞式が8日、東京都内のホテルで行われ、最優秀助演女優賞は「ゴジラ-1.0」(監督山崎貴)の安藤サクラ(38)が受賞した。
 「ゴジラ-1.0」は日本で興行収入52億円を超え、全米でも5000万ドル(約72億円)に迫る大ヒットを記録。

 同作で安藤は、神木隆之介演じる主人公・敷島浩一の家の隣人。戦争で子どもを失くしている太田澄子役を演じた。

 2年連続受賞でプレゼンターも務め、自分で自身の名前を発表することになり「発表致します。あ、ありがとうございます。えっと…最優秀助演女優賞はゴジラー1.0の安藤です」と自分で自分の名前を呼ぶことになった。

 「まさかの展開に…ちょっとほんとに声が出なくなって…すみません。もうちょっと立派にできたら良かったんですけど」と苦笑。

 気を取り直して「すごいですね!ゴジラ!ゴジラの勢いがすごいですね。私は本当にゴジラの勢いに乗せていただいた感じですが…皆様のお芝居で作りだされた世界観があって、近所のおばちゃんは今こんな賞をいただくことができました。本当にありがとうございます」と感謝。

 昨年12月、作品を手がけた映画プロデューサーの阿部秀司さんが死去。宙に向かって「阿部さん!まさかの受賞させていただけたよ!って伝えたいです。ありがとうございます!」と結んだ。

 安藤は2年連続の受賞。「シャイロックの子供たち」の上戸彩、「こんにちは、母さん」永野芽郁、「シン・仮面ライダー」浜辺美波、「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」松坂慶子が優秀助演女優賞を受賞、最優秀助演女優賞の候補となっていた。

 昨年は4年ぶりの映画出演となった「ある男」(石川慶監督)で同賞を受賞し、スピーチでは育児との両立に悩んで「最後の映画出演になるかもしれない」と覚悟しながらも「押しつぶされそうになったこともあったけれど、私は現場が好きだとはっきり分かった」と歓喜の涙を流したことで大きな話題となった。

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