【日本アカデミー賞】監督賞は「PERFECT DAYS」ビム・ベンダース監督 外国人監督の受賞は初

2024年03月08日 22:13

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【日本アカデミー賞】監督賞は「PERFECT DAYS」ビム・ベンダース監督 外国人監督の受賞は初
ビム・ヴェンダース監督 Photo By スポニチ
 日本映画界の祭典「第47回日本アカデミー賞」の授賞式が8日、東京都内のホテルで行われ、最優秀監督賞は「PERFECT DAYS」を手がけたビム・ベンダース監督が受賞した。
 外国人監督の受賞は史上初。1984年にカンヌ国際映画祭でパルムドール(最高賞)を受賞するなど海外でも多数の受賞歴がある独の巨匠が新たな栄誉を手にした。主演の役所広司が代理で受け取り、「ここにいたら本当に喜ぶと思う。日本という国が好きで、日本人が大好きで。今、アメリカにいると思いますけれど、この素晴らしい賞をお渡ししたいと思います」と述べた。

 同作は建築家の安藤忠雄氏ら著名なクリエーターによって公共トイレを改修するプロジェクト「THE TOKYO TOILET」を世界に発信する一環で製作された。

 東京都渋谷区の公共トイレを舞台に、俳優・役所広司が365日間一日も休まずにトイレを清掃する主人公の清掃員を熱演。役所は昨年5月の第76回カンヌ国際映画祭で日本人2人目となる最優秀男優賞を受賞した。

 「怪物」是枝裕和監督、「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」成田洋一監督、「福田村事件」森達也監督、「ゴジラ-1.0」山崎貴監督が優秀監督賞を受賞。最優秀監督賞の候補となっていた。

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