鳥山明さん「いきあたりばったりで」書き始めた「ドラゴンボール」 作品とともに愛されたのんびり屋な人柄
2024年03月08日 14:54
芸能
「Dr.スランプ」連載を終了した3カ月後には、「ドラゴンボール」の連載を開始。第一巻では「全体のストーリーは、簡単にはできていますが、細部やイラストは、いきあたりばったりで作っていこうと思っています」としていた。
そんなのんびり屋の鳥山さん。捨て猫を拾ったり、たくさんの文鳥の雛をかえして飼育するなど、動物も大好きだった。インコや犬、猫との生活を漫画の巻末でも度々つづっていたが「ヤギやニワトリも飼いたい」と漏らすほど。
連載について「毎週ページ数増やして」と読者からの声が寄せられるも「必死にやれば19ページぐらいは、かけるけど、できれば余裕をもって仕事をしたいし、のんびりできる時間もほしいし」と、毎週必ず15ページにしていることを明かしていた。
ドラゴンボール連載中には長男と長女も誕生し、育児に励む日々もコミックス巻頭でコメントしていた。国内だけにとどまらず、世界中に愛された漫画家の訃報に、悲しみの声が多く上がっている。