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【箱根駅伝】「初代・山の神」今井正人、「山の妖精」山本唯翔称える 2年連続区間新に「素晴らしい走り」

2024年01月02日 15:36

駅伝

【箱根駅伝】「初代・山の神」今井正人、「山の妖精」山本唯翔称える 2年連続区間新に「素晴らしい走り」
今井正人 Photo By スポニチ
 【第100回東京箱根間往復大学駅伝 往路 ( 2024年1月2日    東京・大手町~神奈川・箱根町 5区間107・5キロ )】 23校が出場する第100回のメモリアル大会の号砲が鳴った。往路は東京・大手町をスタート、神奈川県箱根町までの5区間、107・5キロで行われた。
 中継の日本テレビでは、順大時代に山上りの5区で活躍し、「初代・山の神」の異名をとった今井正人(トヨタ自動車九州)がゲスト出演。

 昨年、5区で1時間10分4秒の区間新記録をマークして区間賞を獲得した城西大の山本唯翔(4年)が1時間9分15秒の快走で2年連続の区間新をマークし、区間賞を獲得した。

 レースは3区終盤から雨が降り始め、山上りの5区は気温が下がる中でさらに雨脚が強まる展開に。自身が区間新に輝いた2006年の82回大会も雨中の山上りだった今井は「やっぱり寒かった。手袋をしていたけどボクシンググローブをしているように手が腫れた感じで、かじかむような寒さだった」と振り返った。

 今井は箱根では1年時に2区で区間10位。2年時に5区で従来の記録を一気に2分17秒も更新する区間新。5区の距離が伸びた3年時も区間賞、4年時は前年の自らの記録を更新する区間新をマークした。

 当時と比べ、コース変更などの影響で同距離ではないものの、5区の解説で瀬古利彦氏から「区間新、出ないと今井君も寂しいよね」と聞かれ、「はい、もう出る時代だと思います」と期待。自身が持つ参考記録の1時間9分12秒に迫る快走で「ちょっと出なかったですね…下りですかね。でも素晴らしい走りでした」と称えた。

 「天候、雨の後の向かい風もきつかった」とコース状況を踏まえ「(影響でタイムが)なかなか伸びなかったのかと思いますが、自分の走りをしっかりして素晴らしかった。青山学院は2区の黒田選手が火をつけて、太田選手が魂の走りで勢いをつけた。復路は駒澤大学さんがどう追いかけるか楽しみです」と語った。

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