【大学ラグビー】京産大・三木主将 10度目の正直ならず涙「得意のタックルをできなかった」

2024年01月02日 15:48

ラグビー

【大学ラグビー】京産大・三木主将 10度目の正直ならず涙「得意のタックルをできなかった」
<京産大・明大>明大に敗れ、肩を落とす京産大フィフィティーン(撮影・吉田 剛) Photo By スポニチ
 【ラグビー全国大学選手権準決勝   京産大30ー52明大 ( 2024年1月2日    国立競技場 )】 京産大は明大と対戦し、30―52で敗れて同校初の決勝進出を逃した。
 関西リーグで3連覇を果たした京産大にとって、大学選手権の準決勝は10度目で、過去9戦全敗。歴史を変えるために挑んだが、またも壁に阻まれた。

 今季、チームを束ねてきたフランカー三木皓正主将(4年=京都成章)は観客席に深々と頭を下げてあいさつをした後、ベンチの前で号泣した。

 「とても良い準備ができて、必ず準決勝を突破しようと。チーム一丸となって良い準備ができた。試合が始まって、明治大学さんに想定していたよりも早いテンポで回されて、自分たちが得意なタックルをできなかったのが敗因だったと思います」

 3大会連続で挑んだ準決勝。昨季は早大に1点差で敗れ、その後に主将に就任した。

 「自分にとって、このチームを1人で背負う覚悟を持って、春から始めて。彼ら(後輩)を頂上には連れて行けなかったけど、京産大の文化を継承するものとして、チーム一丸となって、最後はモールにこだわり続けられた」

 試合後のロッカーでは全員に対して「みんな、ありがとう」と感謝の言葉を伝えたという。壁を乗り越えるため、思いを託された後輩たちが鍛錬を重ねていく。

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