【箱根駅伝4区】青学大・佐藤が雨中の激走!2位・駒大と1分27差 2年ぶり往路Vへさあ山上り

2024年01月02日 12:09

駅伝

【箱根駅伝4区】青学大・佐藤が雨中の激走!2位・駒大と1分27差 2年ぶり往路Vへさあ山上り
<箱根駅伝小田原中継所>5区・若林(右)にたすきをつなぐ青学大4区・佐藤(撮影・島崎忠彦) Photo By スポニチ
 【第100回東京箱根間往復大学駅伝 往路 ( 2024年1月2日    東京・大手町~神奈川・箱根町5区間107・5キロ )】 23校が出場する第100回のメモリアル大会の号砲が鳴った。往路は東京・大手町をスタート、神奈川県箱根町までの5区間、107・5キロで行われている。
 青学大・佐藤一世(4年)が雨の中、2位・駒大・山川拓馬(2年)との差を広げる力走を見せた。駒大と4秒差でスタートし、雨の中、序盤から飛ばし、9・1キロ地点で41秒差をつけ、15・4キロでは1分02秒差に。そのまま押し切って最後は1分27差に広げて5区にタスキをつないだ。2年ぶりの往路優勝へ視界良好となった。

 千葉・八千代松陰高3年時の19年全国高校駅伝の1区で日本人歴代最高記録をマーク。大学駅伝デビューとなった1年時の全日本大学駅伝の5区で区間新記録で区間賞を獲得した。その後も3大駅伝で安定した成績を残してきたが、今季は出雲駅伝は3区で区間4位、全日本では3区で区間8位に低迷。それでも、1万メートルで争う11月のMARCH対抗戦を、自己ベストを10秒以上縮める28分11秒で制覇。4年間の集大成となる箱根に向けて調子を上げ、この日臨んだ。

 ◆佐藤 一世(さとう・いっせい)2001年(平13)7月21日生まれ、千葉県松戸市出身の22歳。千葉・八千代松陰高3年時の19年全国高校駅伝の1区で日本人歴代最高記録をマーク。青学大では1年時から主力として活躍し、全日本大学駅伝では5区で2度区間賞を獲得した。昨年の箱根は7区区間7位。自己ベストは5000メートル13分36秒43、1万メートル28分11秒00、ハーフ1時間3分5秒。総合文化政策学部所属。来春のSGホールディングス入社が内定。身長1メートル64。

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