【箱根駅伝5区】創価大“クライミングモンスター”吉田、2年ぶりの山上りは区間9位 昨年東海大から編入

2024年01月02日 14:07

駅伝

【箱根駅伝5区】創価大“クライミングモンスター”吉田、2年ぶりの山上りは区間9位 昨年東海大から編入
<箱根駅伝小田原中継所>5区・吉田(左)にたすきをつなぐ創価大4区・野沢(撮影・島崎忠彦) Photo By スポニチ
 【第100回東京箱根間往復大学駅伝 往路 ( 2024年1月2日    東京・大手町~神奈川・箱根町 5区間107・5キロ )】 23校が出場する第100回のメモリアル大会の往路で、創価大が7位に入った。
 創価大の山上りを託されたのは、昨年4月に東海大から編入した“クライミングモンスター”吉田響(3年)。8位でタスキを受けると、区間9位の1時間12分38秒の走りで順位を一つ上げてトップ・青学大と9分55秒差の7位でフィニッシュした。

 東海大1年時の22年大会5区で区間2位と好走。だが、その後にチーム内で競技への考え方が一致せずに悩んだ。昨年4月1日、自身のツイッター(X)で東海大を退学し、創価大に編入する決断を下したことを明かした。

 新天地に写り、春から夏にかけてじっくりと走り込んだ。今季は出雲で5区区間賞、全日本でも5区区間新とチームに貢献。満を持して2年ぶりの山に挑んだ。

 5区への憧れは高校時代に見た、神野大地(青学大)の神がかった走り。「5分差でもひっくり返して感動した。箱根の美しい景色を見ながら走ることができるので、自分も挑戦してみたいと」。ターゲットにしていたのは、69分台での区間新記録だった。

 吉田はレース後、「序盤から余裕なく差し込みもあった。どう立て直すかが課題になった。来年の課題見つかった。もう一回69分切りのチャンスがあるので、来年頑張りたい」と話した。

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