【箱根駅伝2区】青学大・黒田が区間賞、7人抜きで2位浮上「1人で多く抜こうと思った」

2024年01月02日 10:17

駅伝

【箱根駅伝2区】青学大・黒田が区間賞、7人抜きで2位浮上「1人で多く抜こうと思った」
<箱根駅伝往路 戸塚中継所>3区・太田(右)にたすきをつなぐ青学大の2区・黒田(撮影・木村 揚輔) Photo By スポニチ
 【第100回東京箱根間往復大学駅伝 往路 ( 2024年1月2日    東京・大手町~神奈川・箱根町 5区間107・5キロ )】 第100回東京箱根間往復大学駅伝第1日は2日午前8時、東京・大手町をスタート。往路は神奈川県箱根町までの5区間、107・5キロで行われた。
 各校のエースが集った花の2区(23・1キロ)では、当日エントリー変更で入った青学大・黒田朝日(2年)がトップと36秒差の9位でスタート。グングンと追い上げ、10キロ過ぎに4位、14キロ過ぎで3位に上がり、20キロ過ぎには創価大・スティーブン・ムチーニ(1年)も抜き去って7人抜きで2位に浮上してタスキリレーした。

 区間タイムは、1時間06分07秒で、駒大・鈴木芽吹(4年)のタイムを13秒上回り、区間賞を獲得した。

 レース後、黒田は「タスキをもらった時点の順位は分からなかったんですが、前の選手を1人でも多く抜いていって、少しでも順位を上げて次の区間に渡すことを意識して走りました」と言い、青学大記録となる1時間06分07秒については「記録自体は狙っていたわけではないので、こんなタイムが出たのかと驚きです」と話していた。

◇黒田 朝日(くろだ・あさひ)2004年3月10日生まれ、岡山市出身の19歳。玉野光南高3年時に全国高校総体3000メートル障害2位。青学大では、1年時に箱根4区に登録されたが、当日変更された。今季は出雲2区区間賞、全日本2区2位。自己ベスト記録は5000メートルが13分36秒55、1万メートルが28分15秒82、ハーフマラソンが1時間03分02秒。父・将由さんは法大で箱根に3度出場。1メートル66、50キロ。

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