球拾い―大リーグのこぼれ話伝えます―
“くせ者”レイズの快進撃支える個性派打撃コーチ
2021年10月10日 05:30
野球
市場の規模の小さいセントピーターズバーグ市が本拠地のレイズの収入は限られる。有名アマ選手は獲得できない。それに彼らの頭の中はコンピューター野球の数字でいっぱいだ。そんな風潮に無縁の「素朴な選手を教えるのが楽しい」。教えて5年、17年は25位の得点ランクは今季2位に。ケビン・キャッシュ監督も158種の先発ラインアップをつくって多様性に応じた。
とんでもないトレード、首をかしげる選手の使い方。NHK中継でアナウンサーや解説者が「これでは選手は怒りますよ」と心配していることがあるけれど、選手は「またGMと監督がおかしなことをやっているよ」と笑っているそうだ。快進撃チームの内幕がいいね。(野次馬)