宏池会解散は「筋違い」 識者が指摘「過去の問題うやむや…岸田総理が責任感じてるならやめるべき」

2024年01月21日 10:55

芸能

 東京大学大学院准教授で、経済思想・社会思想が専門の斎藤幸平氏(36)が21日放送のTBS「サンデージャポン」(日曜前9・54)に生出演。岸田文雄首相が自民党岸田派(宏池会)を解散し、派閥事務所を廃止する意向を固めたことに言及した。
 岸田首相は、複数の同派幹部と18日に協議して判断した。東京地検特捜部が政治資金規正法違反(虚偽記入)の罪で、岸田派の元会計責任者を立件する方針を固めたことが新たに判明し、対応を迫られた。

 首相は18日午前には「事務的なミスの積み重ねだと報告を受けている」と官邸で記者団に述べていたが、夜になり、岸田派解散について「検討している。政治の信頼回復に資するなら考えなければならない」と語った。

 斎藤氏は、宏池会解散について「筋違い」と指摘。

 「誰の指示でどれくらいの規模で行われていたのかっていう説明を国民は求めているのに。これからやめますよっていう未来の話にすり替わったまま、過去の問題がうやむやになっている。岸田総理が責任を感じているなら、総理大臣の地位をやめるべきと思う」とコメント。

 「会計責任の人たちの立件。元派閥の代表として、会長には政治的責任はある。その責任を問われないように派閥解散となれば、責任逃れのための策略と言われてもしょーがない」と語った。

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