菅井竜也八段 第1日の“敗着”を悔やむ「自分でも何で4五桂で指したのか…ビックリした」 王将戦第2局

2024年01月21日 16:14

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菅井竜也八段 第1日の“敗着”を悔やむ「自分でも何で4五桂で指したのか…ビックリした」 王将戦第2局
<第73期ALSOK杯王将戦第2局・2日目>昼食を終えた菅井八段(撮影・光山 貴大) Photo By スポニチ
 将棋の第73期ALSOK杯王将戦7番勝負(スポーツニッポン新聞社ほか主催)第2局は、20、21の両日、佐賀県上峰町の老舗料亭「大幸園」で指され、藤井聡太王将(21)=8冠=が113手で菅井竜也八段(31)に勝利した。藤井王将の連勝で通算成績は藤井の2勝0敗。
 午前8時43分、挑戦者の菅井が先に入室。座布団に座り、目を閉じて集中力を高めた。藤井は48分に姿を見せ、対局1日目の指し手を再現した。藤井が1日目に封じた51手目を、立会人の小林健二九段(66)が開封。封じ手は「4六角」だった。

 居飛車党の藤井と、振り飛車党の菅井による激闘の7番勝負第2局。戦型は後手菅井の石田流三間飛車。1日目は藤井が昼食休憩前後に1時間40分、休憩を合わせて実質2時間40分の自己最長級の長考で開戦した。藤井は1日目から着実にリードを広げ、穴熊に囲った自王が安泰のまま2日目は終始優勢に進めた。菅井も粘り応戦したが、終わってみれば藤井の完勝だった。

 持ち時間2時間以上残しての投了。菅井は「封じ手の少し前に敗着を指してしまったのでお話しにならない。自分でも何で4五桂で指したのかちょっとよく…ビックリしました」と第1日の46手目に悔いが残る様子。第3局は今月27、28日に島根県大田市の国民宿舎「さんべ荘」で指される。岡山県出身の菅井は「島根県は昔から行ってる場所なので少しでもいい将棋が指せるように頑張りたい」と巻き返しを期した。

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