南部虎弾さん急死に各界から悲しみの声続々 メンバーのギュウゾウ、ダチョウ倶楽部、東国原英夫氏が

2024年01月21日 14:41

芸能

南部虎弾さん急死に各界から悲しみの声続々 メンバーのギュウゾウ、ダチョウ倶楽部、東国原英夫氏が
南部虎弾さん Photo By スポニチ
  パフォーマンス集団「電撃ネットワーク」の南部虎弾(なんぶ・とらた、本名・佐藤道彦=さとう・みちひこ)さんが20日午後11時55分、脳卒中のため都内の病院で死去した。72歳。山形県出身。葬儀・告別式は近親者のみで行う。後日お別れの会を予定している。
 訃報を受け、21日、各界からは続々と悲しみの声が寄せられた。

 体を張った人体実験芸で長年、南部さんと活動をともにした「電撃ネットワーク」メンバーのギュウゾウは自身のSNSで、「今はまだ悪い夢の中を漂っているような気持ちで、自分自身現実を把握出来ていない」と、信じられない気持ちを表現。「本当に残念。合掌」と哀悼の意を示した。

 南部さんが結成メンバーだったダチョウ倶楽部の肥後克広と寺門ジモンは同日、悲しみのコメントを発表。肥後は「南部さんはダチョウ倶楽部の初期メンバーです。四人でデビューした戦友です。当時は全身白塗りで劇場を汚して怒られたり。夜中に電話してきて『ビー玉飲めるか?』断るとブチギレ。本当にパワフルでめちゃくちゃで天才で鬼才な芸人。そんな南部さんの芸をもっと見たかったです。残された電撃を応援します。南部さんお疲れ様そして、ありがとう」と感謝を記した。

 寺門は「本当に残念です、デビュー当時一緒にパフォーマンス芸人的なネタを作り、頑張っていたのが きのうの事の様なそれほどインパクトのある方でした。電撃ネットワークの活躍本当に嬉しかったし尊敬してました。天国でも皆さんを盛り上げてくれるでしょうね。ゆっくりおやすみください。お疲れ様でした」と悼んだ。

 元衆院議員、元宮崎県知事の東国原英夫氏は自身のSNSで「えっ?嘘(うそ)だろ?」と信じられない様子を記すと、「先月12月28日(木)に一緒に食事をさせて頂いた。元気だった。動画撮影もした。心からご冥福をお祈り申し上げます」と追悼した。

 実業家・堀江貴文氏は「ショック過ぎて言葉が出ない。。」と吐露。「年末にゲスト出演してもらった時は元気だったのに。。」と悼んだ。

 放送プロデューサーのデーブ・スペクター氏は「まだダチョウ倶楽部にいたごろ『新春かくし芸大会』で共演しました。電撃ネットワークをアメリカの人気番組に紹介して、分かりやすい名前がいいと思ってTOKYO SHOCK BOYS を付けました」と当時のエピソードを披露。「どうか天国にコンプライアンスがないからぶっ飛んだ芸を続けてください」と記した。

 元お笑いタレントで西東京市の長井秀和市議は「営業・ライブ・撮影で何度もご一緒させて貰いました」と振り返った。「停滞した現場でも100パーセント盛り上げていた豪腕パフォーマンス。仲間思いな人柄に、関わる人がみんな南部さんを好きになる、接した人好感度ナンバーワン芸人です」と敬意を表し、「ご冥福をお祈りします。お疲れさまでした」と言葉を送った。

 ミュージシャンのダイアモンド☆ユカイは「つい先日LIVEにお誘いしたばかりでした。そろそろ一緒に面白い事をやろうよなんて言ってたのにショックです」と明かすと、「貴方の全てのジャンルの垣根を取っ払ったエンターテイメントはサイコーでした。ご冥福をお祈り致します」とつづった。

 ロックバンド「氣志團」のボーカル・綾小路翔は「ほんのちょっと前に流れてきた南部さんのポストを偶然見て、フォローバックさせて頂いたところだった」と回顧。「しかし、なんだって僕のヒーロー達は皆、こんなにも突然に旅立ってしまうんだ」と悲しみを記した。

 ロックバンド「THE 虎舞竜」の高橋ジョージは「25年前にお会いした事があるけど凄く優しく柔らかい人だった。ご冥福をお祈りします」と手を合わせる絵文字をつけて投稿した。

 歌手のサンプラザ中野くんは「南部さん~~~」と手を合わせる絵文字と泣き顔の絵文字で悼んだ。

 元タレント・田代まさしさんは南部さんとのショットを投稿。「僕が何回つまづいても、南部さんは彼の主催のクレイジーナイトというイベントに毎回僕を呼んでくれました。そのご恩も果たせないまま亡くなられた事はとても残念です」と感謝。「南部さんと中村ゆうじさんと三人でラジオをしたり、CDを出した事を昨日の事のように覚えています。南部さん 天国で安らかに…」とメッセージを送った。

 タレントのいとうせいこうは「南部さん……印象深い人。若い頃、俺なんかをすごく敬ってくれた。また会っておきたかったのに」と、突然の悲報に悔しさをつづった。南部さんといえば、両サイドがはね上がったヘアスタイルが特徴的で、「俺は寝癖がひどいといつも『南部さんみたいだな』と言ってきたんですよ、南部さん。ショックです。合掌するしかないです」と、哀悼の意を示した。

 かつてロッテ、中日で活躍した愛甲猛氏は「南部さん 急過ぎるよ。今朝関係者からいきなり亡くなりましたとの連絡受けてものすごいショックでした」と心境をつづった。

 タレントのラサール石井は「南部虎弾。デビュー前の養成所時代から赤信号、中村ゆうじ、皆仲間だった」と明かすと、「とにかく奇人だったが、芝居に対する情熱は凄かった。ストリップの楽屋に毎日来てコントを批評してくれたが、楽屋で寝ていて師匠の杉兵助に怒られ、弟子でもないのに正座させられた」と回顧。「逸話は数限りない。いつか話そう。合掌」と記した。

 お笑いタレントなべやかんは「うわー、南部虎弾さんまで」と、突然の訃報にショックを隠せない様子。「デビュー後2度目の営業が電撃さんだった。当時のマネージャーが職内で一緒の営業を沢山いれてくれた」と振り返った。「南部さんはいつも変な所で会う。電車の中、道、怪しい仕事先。隠れ家的な所でご飯食べた時も南部さんがいた」と思い出をつづり、「もう会えない、寂しすぎる」と悲痛な思いを明かした。

 2003年に解散したフォークロックバンド「たま」の元メンバーで、シンガー・ソングライターの石川浩司は「南部虎弾さんも...。地方のホテルで偶然お会いした際に『石川くん、いつか何か一緒にやりましょう』と言ってくれたのに」と回想すると、「少しの間あちらでお待ちください。ビックリするような何かをやらかしましょう。どうか、お元気で」と記した。

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