脳卒中で急死の南部虎弾さん 糖尿病と闘った過去 心臓疾患で8時間に及ぶ手術、妻ドナーの腎臓移植も

2024年01月21日 14:20

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脳卒中で急死の南部虎弾さん 糖尿病と闘った過去 心臓疾患で8時間に及ぶ手術、妻ドナーの腎臓移植も
南部虎弾さん Photo By スポニチ
 パフォーマンス集団「電撃ネットワーク」の南部虎弾(なんぶ・とらた、本名・佐藤道彦=さとう・みちひこ)さんが20日午後11時55分、脳卒中のため都内の病院で死去した。72歳。山形県出身。葬儀・告別式は近親者のみで行う。後日お別れの会を予定している。
 糖尿病を患い、度重なる手術を乗り越えて活動していた南部さん。2017年3月には、糖尿病が悪化して緊急入院し、その後の検査で合併症による心臓疾患が判明した。「急性冠症候群」と診断されたがその時には心不全の状態。同年5月、8時間にも及ぶ手術を行い、成功した。

 集中治療室に2回入るなど、苦しい入院生活の中でも「病院から逃げてウロウロすると、看護師に捕まっちゃう」「本名でいるので、(南部さんが)何をやっている人か分からなくて看護師から“おじさん、ファンキーだね”って言われる」と、明るく話していた。仕事にも意欲的で、懸命なリハビリを続けた後、同年9月にアメーバ「FRESH!」のショートドラマ「あじさい」で映像復帰を果たした。

 そして19年5月には、妻をドナーとした腎臓移植手術をすると発表し、再び入院。主治医から人工透析を勧められたが、それを拒否し「透析をすると海外に行けなくなる。それなら移植の方がいい」と判断した。手術は成功に終わり、同年7月に番組収録で仕事復帰していた。

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