南部虎弾さん死去 「電撃」メンバー・ギュウゾウは気持ちの整理できず「悪い夢の中を漂っているよう」

2024年01月21日 16:28

芸能

南部虎弾さん死去 「電撃」メンバー・ギュウゾウは気持ちの整理できず「悪い夢の中を漂っているよう」
初の世界ツアーをPRする電撃ネットワークの(ギュウゾウ・ダンナ小柳・三五十五・南部虎弾さん) 1993年2月撮影 Photo By スポニチ
 パフォーマンス集団「電撃ネットワーク」のギュウゾウ(59)が21日、自身のX(旧ツイッター)で、20日に死去したことが分かったメンバーの南部虎弾(なんぶ・とらた、本名・佐藤道彦=さとう・みちひこ)さんを追悼した。
 南部さんは20日午後11時55分、脳卒中のため都内の病院で死去した。72歳。山形県出身。葬儀・告別式は近親者のみで行う。後日お別れの会を予定している。

 体を張った人体実験芸で長年、南部さんと活動をともにしたギュウゾウは、南部さんの訃報を伝えるネット記事を引用。「今はまだ悪い夢の中を漂っているような気持ちで、自分自身現実を把握出来ていない」と、信じられない気持ちを表現した。

 「本当に残念。合掌」と哀悼の意を示したギュウゾウは、本紙の取材にも「悪い夢を見ているようです」とショックを口にした。

 17日にエスパー伊東さんの訃報が伝わってから「エスパーさんのお別れ会を開いて送り出したい」と南部さんが話していると聞いたたばかり。電撃ネットワークは全員で20日に静岡市で行われたB2静岡の試合でハーフタイムショーに出演するはずだったが、当日の朝方に南部さん側から「体調が悪いので欠席したい」と連絡が入った。イベントを終えて帰京してから南部さんの訃報が飛び込んだ。

 21日に都内で南部さんと無言の対面を果たしたギュウゾウ。「突然のことで全く心の整理がつかず、フワフワしている。エスパーさんが亡くなった時にしっかりと送ってあげたいと強い気持ちを抱いていたのに急にいなくなるなんて。本当に悪い夢を見ている気分です」。南部さんの妻は「電撃ネットワークの南部として最後まで芸人らしく送り出してあげたい」との意向を示しているといい、ギュウゾウも「にぎやかに送りたい」と気丈に語った。

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