南部虎弾さん急死 18歳年下の由紀夫人と歩んだ“電撃人生” 芸を共に練習、19年には腎臓提供受ける

2024年01月21日 19:15

芸能

南部虎弾さん急死 18歳年下の由紀夫人と歩んだ“電撃人生” 芸を共に練習、19年には腎臓提供受ける
電撃ネットワーク・南部虎弾さん(14年12月21日) Photo By スポニチ
 パフォーマンス集団「電撃ネットワーク」の南部虎弾(なんぶ・とらた、本名・佐藤道彦=さとう・みちひこ)さんが20日午後11時55分、脳卒中のため都内の病院で死去した。72歳。山形県出身。葬儀・告別式は近親者のみで行う。後日お別れの会を予定している。
 南部さんは子供がおらず、18歳年下の由紀夫人と二人三脚で歩んできた。19年には腎臓を提供してもらい、移植手術が成功した際にはSNSで「妻に感謝」と投稿。夫婦ツーショットを披露した。

 由紀夫人が高校生の時、友人に連れられてダチョウ倶楽部の公演を見た時に出会い、南部さんが電撃ネットワークでデビューした90年に結婚。額にビール缶を付ける芸などを由紀夫人も一緒になって練習し、公私で南部さんを支えた。

 グループは公式サイトで「突然ではございますが、電撃ネットワークを長年牽引してきたリーダー南部虎弾 昨日23:55 脳卒中の為、帰らぬ人となりました」と報告。「通夜、葬儀につきましては、近親者のみで行わせていただきます。後日、お別れの会を予定しておりますので、詳細は追ってご報告いたします」とした。突然の訃報にあたり「突然の悲しい出来事に、困惑しておりますが、ファンの皆様を大事にしてきた南部虎弾に代わり、思いをお伝えいたします。長い間、応援ありがとうございました」と記した。

 2019年5月、妻をドナーとする腎臓移植手術を受けた。13~14年頃に糖尿病と診断され、主治医から人工透析を勧められたが、それを拒否し「透析をすると海外に行けなくなる。それなら移植の方がいい」と判断した。同年7月に仕事復帰し、再び活動に励んでいた。

 南部さんは「ダチョウ倶楽部」結成時のメンバーで元リーダー。脱退後に「電撃ネットワーク」を結成した。

この記事のフォト

おすすめテーマ

2024年01月21日のニュース

特集

芸能のランキング

【楽天】オススメアイテム