デーブ・スペクター氏「南部さんが凄くノッてくれた」過激パフォで米を驚かせた“きっかけ”「天国でも…」

2024年01月21日 20:07

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デーブ・スペクター氏「南部さんが凄くノッてくれた」過激パフォで米を驚かせた“きっかけ”「天国でも…」
デーブ・スペクター氏 Photo By スポニチ
 放送プロデューサーのデーブ・スペクター氏が21日、スポニチ本紙の取材に応じ、脳卒中のため72歳で死去した「電撃ネットワーク」の南部虎弾さんを追悼した。
 南部さんがダチョウ倶楽部時代にフジテレビの正月恒例番組「新春かくし芸大会」で共演。ぶっ飛んだキャラクターが米国でもウケると確信し、90年に電撃ネットワークを結成した南部さんに米人気バラエティー番組「ベスト・オブ・ザ・ワースト」に紹介したいと申し出たという。

 「南部さんが凄くノッてくれた。当時のアメリカ人は日本人に勤勉、マジメ、寡黙、礼儀正しいというイメージを持っていたから、電撃ネットワークのパフォーマンスを見た視聴者は“こんなことをやる日本人がいるのか!”と驚かされた。日本人のイメージとあまりにもかけ離れていたからウケたんだと思います」

 グループ名も米国人に分かりやすく「TOKYO  SHOCK BOYS」と命名。過激すぎるパフォーマンスに「ボツになる可能性をはらんでいたから、番組の制作サイドもかなり(パフォーマンスが過激になりすぎないように)警戒していました。でも実際は南部さんたちは裏で凄く練習をしているから、危なっかしく思わせていただけ。その(制作サイドの)緊張感が視聴者にも伝わって人気になったんだと思います」と振り返った。

 その後、人気は欧州、オーストラリアにも広がり「南部さんはアメリカに行けたことを大事に思っていてくれました。自分はたまたまそのきっかけとなっただけだけれど、活躍の場が広がったのは良かった。天国でもたくさんの人を笑わせてほしい」としのんだ。

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