【光る君へ 大河絵(光る君絵)】第4話 優雅に舞いながら「なぜ…なぜ」まひろに舞い降りた残酷な事実

2024年02月04日 17:01

芸能

【光る君へ 大河絵(光る君絵)】第4話 優雅に舞いながら「なぜ…なぜ」まひろに舞い降りた残酷な事実
イラストレーターの石井道子氏が描いたNHK大河ドラマ「光る君へ」大河絵第4話 優雅に舞いながら「なぜ…なぜ」まひろに舞い降りた残酷な事実 Photo By スポニチ
 女優の吉高由里子(35)が主演を務めるNHK大河ドラマ「光る君へ」(日曜後8・00)は4日、第5話が放送される。先週の第4話の終盤に舞姫として宮中に足を踏み入れたまひる。思わずため息が出るほどの美しい舞を披露したが…。
 「光る君へ」は、「ふたりっ子」「セカンドバージン」「大恋愛~僕を忘れる君と」など生んだ“ラブストーリーの名手”大石静氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ63作目。千年の時を超えるベストセラー「源氏物語」を紡いだ女流作家・紫式部の波乱の生涯を描く。大石氏は2006年「功名が辻」以来2回目の大河脚本。吉高は08年「篤姫」以来2回目の大河出演、初主演となる。

 <※以下、ネタバレ有>

 先週の第4話は「五節の舞姫」。互いに身分を偽ってきたまひろ(吉高由里子)と藤原道長(柄本佑)だったが、まひろはついに素性を打ち明ける。その頃、円融天皇(坂東巳之助)の譲位を知った藤原詮子(吉田羊)はあいさつのために謁見も、思いもよらぬ嫌疑をかけられる。ある日、まひろは源倫子(黒木華)から依頼され、即位した花山天皇(本郷奏多)の前で「五節の舞」を踊る舞姫に選ばれるが、驚愕の真実を知ることに…という展開だった。

 舞を披露している最中、まひろは道長の姿を確認。その横には、母・ちやは(国仲涼子)を殺めた藤原道兼(玉置玲央)の姿があった。大役を終え、まひろは他の舞姫たちの話を耳にし、尋ねた。「あの3人は、右大臣家の道隆様(井浦新)…道兼様…道長様なの?」。道長の正体がついに判明。愛しき人は母の仇の弟…衝撃の事実に、まひろは崩れ落ちた。

 前週の左大臣家での漢字ゲーム、倫子の笑い方も雅だったが、さらに視聴者を平安時代にタイムスリップさせた宮中でのまひろの舞。しぐさ、艶やかな衣装、そして舞台を真上から映すカメラアングルも、宮中の荘厳さ、独特な雰囲気と美しさを際立たせた。しかし、その舞台で「道兼…。道兼という人殺しの隣に、三郎がいる。なぜ…なぜなの」。優雅に舞うまひろに舞い降りた気絶するほど信じられない“残酷”な事実。そのコントラストを石井さんが描いた。

 ◇石井 道子(いしい・みちこ)絵描き。千葉県生まれ。清野菜名と松下奈緒がダブル主演を務めたテレビ朝日の昼帯ドラマ「トットちゃん!」(2017年10月期)劇中画を手掛ける。「ALL OF SHOHEI 2023 大谷翔平写真集」「スポニチ URAWA REDS 2023 浦和レッズ特集号」(スポーツニッポン新聞社)などにイラストを掲載。スポニチアネックスでの大河絵連載は「鎌倉殿の13人」(2022年)、「どうする家康」(2023年)に続き3年目。

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