橋下徹氏 性加害を巡る裁判で私見「相手方の気持ちを害することが、今はもうダメだよという世の中に」
2024年02月04日 12:22
芸能
橋下氏は「ダウンタウンの松本人志さんの件も性加害の有無ということで今いろいろと連日、報道されています。ことの真相は裁判で決まることですので、ことの真相は置いておいたとして」と断った上で、「性加害があったら、もちろんダメですよ。だけれども、同意があったとしても、その時に同意があったと思っていたとしても、相手方からその後“あれは嫌だったんだ”とか“あれは真意からの同意ではなかったんだ”ということを、後から言われるということは、これから往々にして出てくる世の中になってきます」と持論を展開。
そして、「これはもういわゆる男女の関係というものに関して、僕らの頃と今は全く変わってきている。環境というものが物凄い重視されてきていて、特にお酒の場とか、仕事上の上下の関係だったり、仕事上影響力があるような関係だったりした場合には、それは本当の同意とは認められないというように今はなっている」と指摘。「初対面だったりとか、そんなに人間関係がきちんとできていないというそういう関係の中で、お酒の場とか、上司の関係、仕事上の関係がある中での男女の関係というものは、もう絶対やめないといけない」と考えを述べた。
「僕も偉そうなことを言えたようなね、過去に女性の気持ちを害したようなことがなかったのかと言われれば、そうではないと思います」としつつ、「ただ、ここは女性でも男性でも、相手方の気持ちを害することが、今はもうダメだよという世の中になっているということを、特に若い世代の人には気をつけてもらいたい。そのいう意味での性教育は本当に必要だと僕は思う」とした。
ここでフジテレビの梅津弥英子アナウンサーが「昨年、法改正がなされて、何をもって性行為における同意だとするのかということが大きく変わった」と指摘すると、橋下氏は「だから、性加害の有無というよりも、相手の気持ちを傷つけてしまったんだったら、まずはそこをきちんと謝った上で、その後に性加害の有無を争うということが必要だと思いますね」と自身の見解を述べた。