斎藤工 10代での世界を放浪 フランスで経験した“半拉致”「ヤバいと思ったら、車が走り出して」

2024年02月04日 14:55

芸能

斎藤工 10代での世界を放浪 フランスで経験した“半拉致”「ヤバいと思ったら、車が走り出して」
斎藤工 Photo By スポニチ
 俳優の斎藤工(42)が4日放送のフジテレビ「ボクらの時代」(日曜前7・00)に出演。18歳の1人旅で“拉致”された経験を明かした。
 この日は女優の山口智子(59)、タレントのリリー・フランキー(60)とともに出演。10代の頃、バックパッカーとして世界を放浪した過去を持つ斎藤。山口からその話を振られた斎藤は「自由になりたいみないな、若気の至りみたいな(のはありました)。何するにも自由っていうことが意外と不自由だなと思った、行ってみたら、決めないといけないから。あるルールの中、学校の校則とか、薄いルールに基づいているほうが自由って感じやすいのかなって、海外行って。あまりにも選択肢が広ぎて」と懐かしんだ。

 山口から「すっげー大変だったことってあります?」と聞かれた斎藤は「命の危険はありましたけど」とサラリ。「どこかでそういうことが起こったらいいなと。映画とかドラマを見てきて、あまりにも自分の人生がなぎであるというと、比べると自分に起きている時間が何のへんてつもないって思っちゃうんで、何か味付けしに行ってたこともあった」と苦笑した。

 「半“拉致”っぽいことされたり」と最大のピンチを告白。「フランスだったんですけど、パリで一番安い宿で、いわゆるマフィア的な人たちが僕の隣の部屋のドアを蹴破って入ってきて、ガラスが割れる音とか、女の人の悲鳴が聞こえて、その宿の人たちは冷静に、警察呼ぶぞ!って。僕は何も動けなくて」と恐怖の体験を回顧。その場では収まったものの、6人組が去った後、出かける用事があったため、出かけたところ、方向がたまたま6人組が同じだったといい、「“お前、さっきいたやつだろ。警察行くんだろ”って言われて、ジャガーみたいな車に“乗れ”って言われて。黒人のおじいちゃんが乗っていて、ボスですね。全然しゃべらなくて」と続けた。

 「ヤバいと思ったら、車が走り出して、ちょっと人里離れた畑みたいなところに(連れていかれた)」と斎藤。そのシチュエーションにリリーは「ほぼ死ぬよね」とツッコミ。斎藤も「この流れは…」と死も覚悟したそうで「車から降りたときに、僕を埋める“穴を掘って!”って言われたんですよ。その時、走馬灯というか。ちょうと18歳でおばあちゃんと住んでたんですけど、おばあちゃんより先にいなくなるって(思って)。パスポートとか奪われたんで、それが全部穴の中に投げ込まれて」と絶体絶命のピンチを振り返った。

 ただその後、「ジョークだ!」「テイクケア!」と言われ、解放されたそうで「凄いな、世界は!」と世界を痛感した出来事だったことを明かした。

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