太田光 「セクシー田中さん」に思い「ささいな幸せを集め生きる意味にというメッセージも…残念」

2024年02月04日 15:15

芸能

太田光 「セクシー田中さん」に思い「ささいな幸せを集め生きる意味にというメッセージも…残念」
「爆笑問題」太田光 Photo By 提供写真
 お笑いコンビ「爆笑問題」太田光(58)が4日、TBSラジオ「爆笑問題の日曜サンデー」(日曜後1・00)に生出演し、昨年10月期に日本テレビ系で放送された漫画「セクシー田中さん」の原作者で漫画家の芦原妃名子さん(享年50)が急死したことについて、自身の思いを語った。
 芦原さんは先月29日、栃木県内で死亡しているのが発見された。26日に更新した自身のX(旧ツイッター)で、脚本をめぐり局側と折り合いがつかず、自らが9、10話の脚本を書くことになった経緯を説明。当初提示していた「漫画に忠実に描く」などの条件がほごになっていたと明かしていた。その後、投稿を削除して行方が分からなくなっていた。

 原作ものの映像化などでは、トラブルがたびたび起こるが、太田は「世の中このトラブルが原因というように、状況証拠として考えるというのは分かるけど、人が亡くなるって、そう簡単に一言でこれって決められるものではない」と見解を口に。「このことに関して、ドラマ制作側に対する批判とか、一般の人とかがいろいろしているけど、人が亡くなったことって1つの原因ではないという気がします」と続けた。

 太田は原作漫画もドラマも見たという。「もちろん、芦原さんが途中で“こうして下さい”ってやった上での作品なので、僕が見る限り、芦原さんの思いをくみ取れていないかもしれないですけど、原作もドラマも本当に忠実に再現しているなという印象なんですよね」と語った。それだけに、「だから、より“何があったんだろう?”って。芦原さんの心の中でしか分からないよね」と無念さを明かした。

 山本恵里伽アナウンサーが「日本テレビとかも、もう少し説明をしてほしいというのはありますね」と意見を述べると、太田は「できるのかな…。簡単に説明できることではないような」と返した。

 「セクシー田中さん」は、普段は地味な会社員だが、実はセクシーなベリーダンサーという裏の顔を持つ田中さんの生き方を描いた物語。我が道を進んで行く田中さんに、周囲が共感し、影響を受けていく様子が描かれている。太田は「特にこの『セクシー田中さん』というのは、ささいな幸せを集めると生きる意味になるというメッセージもすごく入っていたものだった」と話し、「残念というか、ファンのショックも大きいだろうなと思いますね」とファンの心情を慮った。

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