橋下徹氏 自民幹部による裏金議員聞き取り「高級ホテルでやるってどういうこと?本部でやりなさい」

2024年02月04日 10:37

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橋下徹氏 自民幹部による裏金議員聞き取り「高級ホテルでやるってどういうこと?本部でやりなさい」
橋下徹氏 Photo By スポニチ
 元大阪市長で弁護士の橋下徹氏(54)が4日、フジテレビ「日曜報道 THE PRIME」(日曜前7・30)に出演。自民党が派閥パーティー裏金事件を受けて2日から始めた所属議員への聞き取り調査について言及した。
 会計責任者らが立件された安倍派、二階派、岸田派の90人程度が対象で、森山裕総務会長を座長に小渕優子選対委員長ら党執行部6人が分担して聴取。派閥パーティーの収入から還流を受けた金額や使途の説明を求めている。また、還流が始まった経緯や、収支報告書に記載しなかった理由、収支報告書を議員本人が最終確認していたかどうかも質問する。

 調査結果を踏まえて茂木敏充幹事長が党の処分を検討する。自民は、この調査とは別に、所属全議員を対象に裏金受領の有無を確認するアンケートも実施する。

 橋下氏は「確定申告をこれから迎える僕としては、もう本当に頭にきてしようがない」と言い、「国会議員というのは、国民に対して税のルールを作るというのが1番重い仕事。言いたいことは山ほどあるんですが、まずこの調査を都内高級ホテルでやるってどういうことなんですか?(自民党)本部でやりなさいよ、貸し会議室でやりなさいよ。高級ホテル?まずここの感覚がおかしい」と指摘した。

 そして、「第三者による調査が民間では当たり前。当事者というか(調査)対象となっているのが自民党。第三者調査に、そこの経営幹部や幹部が当事者として入るわけない。(番組にゲスト出演している)自民党の細野さん(豪志衆院議員)は“役職として聴取している”と言いますけども、裁判所で、裁判官が自分の息子が被告になった時に、“私は裁判としてやっている”というのが通るわけがない。法律上は、除籍と言って、当事者の利害関係があるのだったら自動的に除籍です。外れないといけないんです。何を考えているんですか、自民党は」と語気を強め、「それからこれだけは国会議員の皆さんに言いたいんですけれど、不記載とか事務ミスって簡単に言っていますけど、われわれは税務署に確定申告として自分の収入額を申告するんです。政治資金収支報告書は、国民に対しての報告書なんです。われわれがやっている税務署に対するよりも、もっと重いものなんです。不記載なんかやったら、われわれは過少申告加算税というペナルティーでものすごい取られるんです、なんで国会議員だけ不記載でおとがめなしなんですか」と自身の考えを述べた。

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