玉山鉄二 20代後半で俳優やめることも考えた挫折「緊張しちゃって…悔しくて、自分の無力さに気付いて

2024年02月04日 12:26

芸能

玉山鉄二 20代後半で俳優やめることも考えた挫折「緊張しちゃって…悔しくて、自分の無力さに気付いて
玉山鉄二 Photo By スポニチ
 俳優の玉山鉄二(43)が3日放送のTBS「人生最高レストラン」(土曜後11・30)にゲスト出演。俳優をやめることも考えた挫折があったことを明かした。
 1999年に俳優としてデビュー。その後、多くの作品に出演し、NHK連続テレビ小説「マッサン」(2014年後期)で19年ぶりに朝ドラの男性主人公を演じ、国民的俳優に。芸歴は24年となる。

 玉山は「もともとはモデルをやってまして。モデルも別に、ただ有名になりたかった、みたいな。そんな感じだったんですけど、手当たり次第、オーディションを受けて、受けては落ち、受けては落ちのくり返しで」とデビュー当時を回顧。「戦隊もののオーディションに受かって、そこからある程度、お仕事いただけるようになって」と、ブレークのきっかけとなったテレビ朝日「百獣戦隊ガオレンジャー」への出演を振り返った。

 そんな中、「26歳ぐらいときに大きな挫折をして」と告白。「もうやめようかな、って時はありました」としつつ、「ある作家さんがいらっしゃって、僕その人のドラマが大好きで、子どもの頃から凄く見ていて。そういうのもあって、自分で凄い緊張しちゃったんでしょうね。現場に行ったら、今までできていたことができなくなっちゃって。その時に悔しくて、自分の無力さに気付いて、俳優をやめたいなって時はありました」と明かした。

 「別にその時に、周りの方が“玉山くん、微妙だったね”とかそんなことは一切なかったんですよ。何なら“凄い良かった”ともおっしゃってくれたりしたんですよ」と振り返り「期待値以上でお返ししたいという思いから外れちゃったっていう、自分の虚しさというか」とした。

 それでも、俳優の仕事を継続。十数年後に同じ作家から主演でオファーがあったそうで、「僕はすぐに断ったんですよ」と一度は断ったことを明かした。「あの時の自分を味わいたくないから。あの時が怖すぎて」とある意味トラウマになっていたとしながらも「俺が今後、いろいろと演じるにあたって、この十字架を背負いながら仕事をしていかなきゃいけないのかと思うと、ゾッとし出して、やっぱりもう一回トライして、頑張ってみようと思って、(オファーをい)受けた」と説明。「その時の作品は自分でも満足できたし、(壁は超えられたと)自分では思っています」と自信を見せた。

 「凄く自信がない人間だったので、ここからはやっぱり今までやってきたんだから、自分の中で頑張れば乗り越えられるというのは思っています」と語った。

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