森七菜 思い出の地・ボリビアで仕事に懸ける覚悟語る 1人映画ロケで原点回帰「覚悟は負けない」

2024年02月04日 13:13

芸能

森七菜 思い出の地・ボリビアで仕事に懸ける覚悟語る 1人映画ロケで原点回帰「覚悟は負けない」
森七菜 Photo By 提供写真
 女優の森七菜(22)が3日放送の日本テレビ「アナザースカイ」(土曜後11・00)にゲスト出演。仕事に懸ける覚悟を語った。
 森は3月22日公開の映画「四月になれば彼女は」に出演。その撮影で昨年1月に南米のボリビアを訪れており、今回は番組の企画で1年ぶりにボリビアを再訪した。

 今回の旅で1年前の映画の撮影を回想。「キャストの中で(ロケに行ったのが)1人だったので、私だけしか海外パートがなかったから、ずっと自分対自然みたいな状況でお芝居してたんで、ちょっと気が狂いそうな時がありました」と振り返った。撮影で何カ国も巡った後、最後の国がボリビアだったそうで、「体力がほぼゼロの時に行った」と明かした。

 今回の旅の目的はウユニ塩湖を訪れることだった。女優歴7年。「ウユニ塩湖も風とか太陽とかで毎秒、毎秒顔が変わる。だから、私が自然に合わせていかなくちゃいけない。今までは先輩とかが、それこそ(映画で共演した)長澤まさみさんとか、佐藤健さんが私に歩幅を合わせてくれたりとかしてたことが、私が次は自然に合わせて、始めて見たっていう表情を5回くらいやったりとか。そういうところは難しかったですけど、天候だったりとか自然に本当に感じたままやったんで、工夫は何もせずできた」と海外1人ロケで新境地を開いたという。

 映画撮影の前は思い悩んでいる時期だったという。「カメラの前に立ったりとか、その前で(台本に)書かれていることをやるとか、なんか全部が不自然に感じて。気持ち悪いっていうか、自分の仕事が達成できていない感じがずっとあった時で、自分を貶めることしか考えてなくて、“もう最悪、今日も全然ダメ”っていう毎日でした」と明かした。そんな時期に映画撮影が決まり「割とドキドキしていました」と振り返った。

 1カ月に及んだ1人での撮影。この撮影が自身の原点に立ち返るきっかけとなった。「もう常に後ろとか隣にカメラがある状態で、本当の自分を見られている気がする」とし「どんどん(カメラへの)慣れっていうか、もう1回最初(デビュー時)に戻る。最初の頃って役がどう思われるかっていうのだけが大事で、自分としてどう思われたいとかなかったなっていうのを思い出してからはどんどんカメラの前にいることが怖くなくなったし、それはこの1カ月間の成長だと思います。成長できたことなので本当にありがたかったです」と感謝した。

 最後のインタビューでは「本当に特別顔がかわいくないし、品があるわけでもない。女優さんっぽいかって言われると全くそうじゃなくて。けど、普通にいる人も笑顔があるわけで、普通にいる人が女優の中にいてもいいよねって。お芝居してると人に見せない時間を見せることが凄い多い。恋人と2人きりの時とか、めちゃめちゃ不細工な泣き顔とか。そういうの全部、お芝居しに東京に来たので、覚悟は負けない」と力強い言葉で締めくくった。

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