M―1王者令和ロマン高比良くるま 吉本劇場問題に言及 「やっと考えるフェーズに入る」

2024年02月04日 16:26

芸能

M―1王者令和ロマン高比良くるま 吉本劇場問題に言及 「やっと考えるフェーズに入る」
<YCA、NSC合同オープンスクール>報道陣の前でラグビーのタックルを披露する令和ロマン(左から)松井ケムリ、高比良くるま Photo By スポニチ
 お笑いコンビの「令和ロマン」が4日、都内で吉本興業の「YCA、NSC合同オープンスクール」で特別講師を務めた。
 講演には同期の構成作家堀口亮氏らと登場。「令和ロマンのライブの作り方」と題された講演では吉本興業の劇場の裏話も披露した。高比良くるま(29)は「一番大事なのは会場、技術的な部分を詰めること」と語った。所属している神保町の改善点も語り「コントをやろうにも大道具が入れられない。神保町でやる時は工夫がいる。配信のカメラの画質も凄く悪い」と訴えた。

 松井ケムリ(30)も「投影するための幕を下ろしたら、舞台がほとんど奪われてしまう」と語り、笑いを誘った。

 講演後の取材では今後、吉本興業所有の一部劇場に他事務所の芸人が出演を見合わせることにも言及。くるまは「やっと社員さんが本気を出さないといけないんじゃないんですか。他の事務所さんの人を呼べば集客は楽なんですよ。(今まではあまり集客を)考えなくてよかったんですけれども、凄く大変なんですよ。やっと考えるフェーズに入るんじゃないですか」と語った。「ライブの作り方としては大宮セブンとかみたいにユニットとして押し出すとか、違うアプローチで考える人が外から入ってくるしかないんですかね。それ以上に芸人が自主的に考えることが大事」と結んだ。

 先月25日、SNS上の投稿により吉本興業の劇場公演に他事務所の芸人の出演を見合わせるとの情報がネットなどで取り沙汰され“吉本鎖国”などと話題になった。吉本興業は本紙の取材に対し、一部の劇場の出演に対する対応であるとし、他事務所の交流そのものは継続するとする見解を示した。

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