フジ「海猿」巡るトラブルは言及せず 他にも「特別大きなトラブルにまで発展したのは、実はそんなにない」

2024年02月16日 17:28

芸能

フジ「海猿」巡るトラブルは言及せず 他にも「特別大きなトラブルにまで発展したのは、実はそんなにない」
フジテレビ社屋 Photo By スポニチ
 フジテレビは16日、東京・台場の同局で定例社長会見を行い、漫画家の佐藤秀峰氏(50)が「海猿」映像化でのトラブルを告白したことを受けて、当時の制作状況を説明した。
 佐藤氏は2012年に自身のSNSでフジテレビとの絶縁を宣言。同局スタッフが佐藤氏の事務所に“アポなし取材”に訪れたこと、「海猿」に関する書籍が契約書なしに販売されていたことなどが重なり、続編は今後、許可しないとした。

 そして、昨年放送の日本テレビドラマ「セクシー田中さん」の原作者で漫画家の芦原妃名子さんの急死を受け、今月2日、自身のnoteで「海猿」映像化の際に自身が経験したトラブルを詳らかにし、大きな反響を呼んだ。

 この件について追及を受け、専務取締役の大多亮氏は「契約内容等に関してはちょっとお話できませんし、今回の件でも作家の先生の方で発言がありましたけども、まあ、さすがに20年以上前ということもあって、覚えてないということもたくさんありますので、ここでちょっと具体的にこうでした、ああでしたという話はちょっと控えさせていただきたいなというふうに思います」と語った。

 なお、他にも小説や漫画の映像化を巡るトラブルがなかったか問われると、大多氏は「トラブルというか、原作からの脚色というプロセスにおいては、いろんな意見というものがぶつかるとか、そういうことは当然あるわけですね。全くないものもありますけども。そういうことは制作過程ではありますんで、特別大きなトラブルになって、ということまで発展したのは、そんなたくさんないんですね、実は」とコメント。

 ドラマ作品の制作にあたっては「コミュニケーションをしっかりやっていれば大丈夫なのかなと私は思っております」とし、今後予定している小説や漫画の映像化について、企画を停止する見込みはないと話した。

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