玉川徹氏「国民の中から安倍派、二階派が納税しないうちは我々は納税しない運動とか起きてくるのでは」

2024年02月16日 08:46

芸能

玉川徹氏「国民の中から安倍派、二階派が納税しないうちは我々は納税しない運動とか起きてくるのでは」
東京・六本木のテレビ朝日社屋 Photo By スポニチ
 元テレビ朝日社員の玉川徹氏が16日、コメンテーターを務める同局「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件について言及した。
 裏金事件を巡り、派閥からの資金還流(キックバック)を政治資金収支報告書に記載していなかった議員に、使途不明分を課税対象として納税させる案が党内で浮上していることが判明したが、岸田文雄首相ら幹部は消極姿勢を示している。

 14日の衆院予算委員会では、自民の上野賢一郎氏が「個人的に使われた場合、個人所得として課税されるべきだ。党として早急な修正申告を指示し、納税させる対応が必要だ」と主張。一方、野党は、還流した金が保管されたままなら蓄財に当たり課税対象になるとして、脱税の疑いを追及している。

 16日に所得税の確定申告が始まるだけに、自民内には「修正申告した方が国民の納得を得られる」(中堅)との声が出ていた。ただ岸田文雄首相は15日、納税案を自民が検討しているのかどうか記者団から問われ「全く承知していない。(派閥の)政治団体から(議員の)政治団体への寄付と判断し、収支報告書を訂正したと認識している」と述べるのとどめた。

 政治団体が受けた寄付は公益性の観点から原則非課税となる。自民の森山裕総務会長も記者団に「政治資金として処理しているので、所得税の関係は発生しない」とし「党として検討することはあり得ない」と否定的な考えを示した。

 玉川氏は「政治資金がなんで非課税化といったら、公益性があるという前提に立っているから非課税になっているんですよ」と言い、「こんなやり方、公益性なんてないじゃないですか。こんなやり方で裏金つくって。本当に国民の中から安倍派、二階派が納税しないうちは我々は納税しない運動とか起きてくるのではないですか、これから」と自身の見解を述べた。

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