橋下徹氏 小渕優子氏らによる自民裏金調査、真相“やぶの中”に「国民を舐めすぎ…全ての領収書の公開を」

2024年02月16日 08:26

芸能

橋下徹氏 小渕優子氏らによる自民裏金調査、真相“やぶの中”に「国民を舐めすぎ…全ての領収書の公開を」
橋下徹氏 Photo By スポニチ
 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(54)が16日までに自身のSNSを更新。自民党が15日に派閥の政治資金パーティー裏金事件を受け、政治資金収支報告書に不記載があった議員ら計91人に実施した聞き取り調査の結果を公表したことに言及した。
 調査は不記載議員に加え、各派閥・議員グループの幹部からも状況を確認。森山裕総務会長、小渕優子選対委員長ら党執行部6人が分担して2日に開始し、調査に参加した弁護士が結果をまとめた。

 調査では、派閥から還流された金を議員自ら認識していたのは32人で、うち11人は収支報告書への不記載を認識していたと明らかにした。主な使途として、懇親費用や車両購入など15項目を列挙。違法な使途は否定した。安倍派では不記載が20年以上前から行われていたこともうかがわれるとした。具体的回答は匿名とした。

 野党が追及した安倍派の裏金づくりの時期や動機は「判然としない」と結論付け、使途についても領収書を明示していないケースがあり、不明朗さは否めない内容。調査の客観性を確保するため外部弁護士を介在させたが、真相は依然やぶの中で、自前調査の限界を露呈した格好となった。

 岸田首相は、裏金事件を巡る国会の政治倫理審査会の開催について「国会で決めるものだ。党としてはそれぞれの議員があらゆる場を通じて丁寧に説明を尽くすよう引き続き促していきたい」と述べた。

 橋下氏は「岸田首相“あらゆる機会に説明を” 自民党“裏金”使途を匿名で公表」と題された記事を引用し、「何を考えてるのか。国民を舐めすぎ。政策活動費、旧文通費、立法事務費、全て領収書の公開しかない。領収書がなければ所得税を納めろ!」と自身の考えをつづった。

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