橋下徹氏 小渕優子氏らによる自民裏金調査、真相“やぶの中”に「国民を舐めすぎ…全ての領収書の公開を」
2024年02月16日 08:26
芸能
調査では、派閥から還流された金を議員自ら認識していたのは32人で、うち11人は収支報告書への不記載を認識していたと明らかにした。主な使途として、懇親費用や車両購入など15項目を列挙。違法な使途は否定した。安倍派では不記載が20年以上前から行われていたこともうかがわれるとした。具体的回答は匿名とした。
野党が追及した安倍派の裏金づくりの時期や動機は「判然としない」と結論付け、使途についても領収書を明示していないケースがあり、不明朗さは否めない内容。調査の客観性を確保するため外部弁護士を介在させたが、真相は依然やぶの中で、自前調査の限界を露呈した格好となった。
岸田首相は、裏金事件を巡る国会の政治倫理審査会の開催について「国会で決めるものだ。党としてはそれぞれの議員があらゆる場を通じて丁寧に説明を尽くすよう引き続き促していきたい」と述べた。
橋下氏は「岸田首相“あらゆる機会に説明を” 自民党“裏金”使途を匿名で公表」と題された記事を引用し、「何を考えてるのか。国民を舐めすぎ。政策活動費、旧文通費、立法事務費、全て領収書の公開しかない。領収書がなければ所得税を納めろ!」と自身の考えをつづった。