紀藤正樹弁護士 日テレ「セクシー田中さん」調査チームに「忖度のない市民感覚ある有識者の選任が重要」

2024年02月16日 07:38

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紀藤正樹弁護士 日テレ「セクシー田中さん」調査チームに「忖度のない市民感覚ある有識者の選任が重要」
紀藤正樹弁護士 Photo By スポニチ
 弁護士・紀藤正樹氏(62)が16日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。日本テレビが15日、昨年10月期放送の同局系ドラマ「セクシー田中さん」の原作者で漫画家の芦原妃名子さん(享年50)の急死を巡り、社内特別調査チームを設置すると発表したことに言及した。
 芦原さんは先月26日に自身のXで「…田中さん」のドラマの制作側とのトラブルを公表。脚本を巡り局側と折り合いがつかず、自らが9、10話の脚本を書くことになったとして視聴者に向けて謝罪。当初提示していた「漫画に忠実に描く」などの条件が反故になっていたとしていた。

 日本テレビは芦原さんが死亡した先月29日と同30日にコメントして以降、2週間以上沈黙を続けてきたが、ついに15日に「ドラマ『セクシー田中さん』について」と題した文書を発表。「芦原妃名子さんに哀悼の意を表しますとともに、ご遺族の皆様に心よりお悔やみ申し上げます」と哀悼の意を表明。「『セクシー田中さん』の漫画・ドラマを愛していただいている読者・視聴者の皆様、ドラマの出演者、関係者の皆様に、多大なるご心配をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます」と謝罪した。

 そのうえで「今回の事態を極めて厳粛に受け止め、これまで独自に社内調査を行っておりましたが、原作漫画「セクシー田中さん」の出版社であり、ドラマ化にあたって窓口となっていただいた小学館にもご協力いただき、新たに外部有識者の方々にも協力を依頼した上、ドラマ制作部門から独立した社内特別調査チームを設置することにいたしました」とした。

 紀藤氏は「日本テレビ、ようやく動き出しましたが、忖度のない市民感覚ある有識者の選任が重要」と自身の考えをつづった。

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